シンガポール3日目 シンガポール植物園

写真展「小人になって花探検Ⅱ」の会場に行こうと思っていましたが、
あまりのハードスケジュールで突発的に
仕事があることがわかり、
一日デスクワークでした。
写真展でお会いできずに残念です。



シンガポール3日目 シンガポール植物園

今回のツアーの目玉といえるシンガポール植物園
東南アジアを中心に世界の熱帯植物を
集めた広大な植物園です。
ユネスコの世界遺産でもあります。

半日以上滞在したのですが、全然時間が足りませんでした。
色々な熱帯植物tがあって、
花が咲いているものもありました。
とにかく広くて、緑がいっぱい。
今回はツアーなのでガイドの宮下さんに
案内してもらいました。
シンガポール植物園のことをよく知っているので、
色々な情報があっておもしろいのです。
熱帯植物は奥が深い、
ということがよくわかりました。

樹木には名札が付いているので、
自分たちだけでも楽しめます。

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シンガポール植物園の入口
イロモドリノキのがデザインされています


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イロモドリノキ(Bauhinia kockiana)
マメ科?
咲き始めは黄色で、オレンジ色になり、
最後にまた黄色になるので色戻りの木。
写真はおしべの蜜


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ロックスブルゲイイ・サラノキ(Shorea roxburghii)
フタバガキ科
フタバガキ科の木は巨木になります。
花がたくさん咲いていました。


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ロックスブルゲイイ・サラノキ(Shorea roxburghii)
花がたくさん落ちていました。
キョウチクトウ科の植物に似た形です

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モンキーポット
(Lecythis pisonis)
英語名でモンキーポットですが、
ほかの木にもその名前が付いていたような?
このモンキーポットは本当にそのままです。
直径20cm以上もありそうな果実です。
種子はもう落ちた後とのこと


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自然が豊富なので、
こんな大型のトカゲが普通に闊歩しています
クラウディッドモニター(Clouded Monitor)

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ブラックキャット(Tacca chantrieri)
ヤマノイモ科
上を向いている部分が花ですね
花の中のふくらみはおしべの裏側
野生ではなさそうですが、
この仲間のブラックリリーは、
今回は開花株がありませんでしたが、
シンガポールに自生しています。


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ランチはシンガポール植物園内の
ジンジャーガーデンのレストランのテラスで。
あくまでオープンエアーです。
ジンジャーティーがおいしい!
さわやかなジンジャーの香りと、
山のハチミツの甘さがよく合います。


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メインはベジタリアン・カッペリーニ(細めんのパスタ)


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パンナコッタ
ちょっと変わったハーブが乗っています

楽しいシンガポール植物園
でも暑いので、あまり長くいると
倒れてしまいそうです。

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tag : シンガポール植物園 イロモドリノキ

シンガポール2日目 ブキ・ティマ

シンガポール2日目 ブキ・ティマ

シンガポール2日目の午前中は、
まずブキ・ティマへ。
ここはシンガポール最高峰があります。
2次林ですが、自然状態はよく、
美しい熱帯雨林です。

去年の秋に、このエリアに入場ができるようになったため、
たくさんの地元シンガポール人であふれていた。
林の中は花は少なかったものの、少しは楽しめました。

山頂は広場になっています。
展望も何もないですが、
なかなかいい感じです。

ここで一番おもしろかったのはグネツム
グネツムは日本ではあまりなじみのない植物ですが、
植物の進化を考えるのに非常な重要な植物です。

裸子植物の多くが風媒花ですが、
このグネツムは虫媒花。
裸子植物と被子植物の橋渡しになるような
裸子植物なのです。
ちなみにグネツムというのは属名です。
恐竜が地球を闊歩していた時代は
裸子植物が繁栄していた時代でもあり、
そのころ世界中に大繁茂した植物です。

このグネツムの実は食べられます。
イチョウの実のギンナンが食べられるようなものです。
固い殻を割って中の胚乳をつぶして、
油げ揚げたチップを食べるのです。
袋詰めで売られています。
食べてみましたが、まあおいしいです。
苦みを感じる人もいるようですが、
私はパリパリおいしく食べられました。

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ブキ・ティマの入口
大勢の中国系が一番多いですが、マレー系、インド系の
シンガポール人が人気です。
けっこうハイキングっぽい恰好をしています。
高尾山みたいな感じ?


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グネツムのチップ
上に置いているオレンジ色は皮つきで、
灰色は皮をむいたもの
固い皮の下に、食べられる部分があります。
チップは薄い塩味。
変な味付けがないのがいいですね。
Belinjauという名前で売られています。

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グネモン・グネツム(Gnetum gnemon)
グネモンノキともいうらしい。
よく果実がなっています。
裸子植物っぽくないグネツムの葉。
やはり、被子植物に近いですね。

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グネモン・グネツムの幹
妙な枝の跡の模様が目立ちます。
グネツムを見られてよかったなあ。

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山頂には花も咲いていました。
シンガポール・ロードデンドロン(Melastoma malabathricum)
と英名が付いている植物です。
ロードデンドロンはツツジのことですが、
この植物はノボタンの仲間です。

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Scorpion's Tail スコーピオンズテイル(英名)
(Pentapharamataceae)学名
ユガミウチワ科の植物
花穂の長さは5~6㎝。
草丈30㎝。
シンガポール周辺にしかない植物。
ユガミウチワ科って言葉も初めて知りました。

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公園のように整備されている
ブキ・ティマの山頂。
シンガポール最高峰だ!
標高163.6mしかありませんが!
ここからさっさと下りました。
まだ昼ごはん前です。

また行ってみたいなあ、ブキ・ティマ
シンガポールに行ったらブキ・ティマです。



 小人になって花探検Ⅱ
今、写真展をやっています。
3月4日、5日の午後には写真展会場
に行く予定です。
はがき114442

テーマ : 世界の植物
ジャンル : 写真

tag : ブキ・ティマ グネツム

シンガポールの旅

シンガポール1日目

日本からシンガポールまで6時間弱。
朝出ると、午後にはシンガポールに到着します。
このため初日からサザンリッジで熱帯植物観察が可能です。
サザンリッジは2次林で帰化植物が多く入っています。
いくつもの緑地を空中に作られた歩道でつないでいます。
ここのよいところは、近いことと、森の植物を上から見られること。
まずは熱帯の空気に体を慣らすことも大事です。

IMG_0308.jpg
ジャングルを通りサザンリッジの遊歩道
なかなか気持ちよいのです

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モモタマナの果実
下から見ても葉に隠れて
よく見えないものが
上から見るとよく見えます


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見下ろして観察
濃いジャングルの緑の上に
高層ビルが建っています
いかにもシンガポールです。

超マクロ写真展
「小人になって花探検Ⅱ」

長池公園自然館で写真展開催中!

少しずつ紹介します。

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セツブンソウの超アップ
白い花びらは萼片で
花弁は黄色いひしゃくのようなもの
花粉を出しているのがおしべ
紅紫色の棒がめしべ

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : シンガポール

フォトライブ

山と渓谷社に打ち合わせに行きました。
色々話をして疲れました。
写真選びを続けています。
dhampu-nepal_14-11-12-0259.jpg
ヒマラヤザクラとアンナプルナ・サウス

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : ヒマラヤザクラ

スリランカの植物 ホートン・プレインズ国立公園

スリランカの植物
ホートン・プレインズ国立公園


ホートン・プレインズ国立公園は
スリランカ中央高地南部にある
標高2000m程度の高原地帯に位置します。
世界有数の断崖である、
ワールズ・エンドという名所があります。

スリランカのほかの国立公園とは違い、
涼しい高原地帯の生物が多く生存しています。
シンハラージャ森林保護区もそうですが、
世界にここだけにしかない固有種が
数多く存在します。
2010年にユネスコの世界自然遺産に
登録されました。

ホートン・プレインズ国立公園には、
宿泊施設がないので、
ハプタレーの町に宿泊して、
日帰りで出かけます。
朝早く、まだ暗いうちから出発しました。

最大の目的は、旧ゴンドワナ大陸の地に
ほぼ唯一存在するツツジ属を撮影すること。
植物ガイドのラジャさんに「花を見られるか?」
と聞いたら「見られる。」との答え。
ゼイラニクム・アルボレウム・ツツジ
Rhododendron arboreum zeylanicum
セイロンシャクナゲといった感じです。
暗い霧の細道にジープを走らせ、
ラジャさんは軽く答えた。

まず行ったのは、
そのシャクナゲが咲いている場所。
「咲いているのは、標高の低いここだけだ。」
とのこと。
ほとんどの花は6~7月に咲くそうです。

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ゼイラニクム・アルボレウム・ツツジ
Rhododendron arboreum zeylanicum
セイロンシャクナゲ
ゼイラニクム・アルボレウム・ツツジは、
ヒマラヤのシャクナゲ(Rhododendron arboreum
の変種ですが、確かにそっくり。
花は真紅でゴージャスです。



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標高の低い場所といっても
ある程度の高度の場所で咲く、
ゼイラニクム・アルボレウム・ツツジ
Rhododendron arboreum zeylanicum



そのあとホートン・プレインズ国立公園の
公園管理事務所に行き、周遊コースを
ゆっくり写真を撮りながら、森の中を歩きます。
時々草原に出ますが、
そこから林を見ると、
なんとシャクナゲの純林です。
1時間ほどでリトル・ワールズ・エンドです。
ここも巨大な岩壁があります。


17-01-12_hortonplains-srilanka_0286.jpg
オスベキア・ノボタン(Osbeckia rubicunda)
葉が小さいノボタン
ホートン・プレインズ国立公園には
あまり個体数は多くなかった。


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ワルケリ・エキザクム(Exacum walkeri)
リンドウ科!!!
ほとんど一年中咲きます
花の直径1.5㎝程度の小さい花
ホートン・プレインズ国立公園では
珍しい植物とのこと。
森の林床に生える
固有種。



少しずつ、展望が開け、
最後に大きく開けると、
ここがワールズ・エンド。
確かにものすごい断崖絶壁です。
下の谷間で1000m。
柵のような無粋なものはありません。
広々としていい感じです。

17-01-12_hortonplains-srilanka_0400.jpg
ホートン・プレインズ国立公園の
ワールズ・エンド。
「地の果て」という意味です




ここから先はしばらくはジャングル。
でも谷に下ると、大草原に出ます。
ニュージーランドのような光景です。
周遊コースですからこちら側は、
草原ばかり。
展望がよく、
なかなか気持ちのいいコースです。

17-01-12_hortonplains-srilanka_0473.jpg
広々とした草原歩き
6~7月にはエーデルワイスが
咲くとのこと。




午後には、もう公園外に出て、
バッティボラ駅に行きました。
ホートン・プレインズ国立公園は
すばらしい自然の公園です。



17-01-12_hortonplains-srilanka_0600.jpg
今回、ホートン・プレインズ国立公園のガイドを
お願いしたラジャさん。
非常によく歩いているので、
現地の植物についてよくわかっています。
Mr.Kaneel Rajanayeka



Canon EOS M3
Canon EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM 
CANON EF-M11-22mm f/4-5.6 IS STM
CANON EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM

テーマ : 世界の植物
ジャンル : 写真

tag : スリランカ Rhododendron arboreum zeylanicum

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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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