山梨の早春の花 ミスミソウとセツブンソウ

山梨の早春の花 ミスミソウセツブンソウ

ミスミソウは山梨で何度も見ていますが、
今回は今まで行ったことのない場所に行ってみました。
人が少なくのんびりできました。
自然な感じがいいですね。
こちらの、自生地が盗掘にあわなければいいですが、
どうしても心配です。

ミスミソウは咲きたての花が多く、
とても美しい状態でした。

セツブンソウは2月27日に同じ場所に行きましたが、
その時は本当に咲きたてで、
ほとんどの花はまだ葯が開いていませんんでしたが、
3月2日にはもう葯が開いたものばかりで、
花粉はありませんでした。
セツブンソウも思ったよりも花期は短いですね。

_MG_119584.jpg
セツブンソウ(Eranthis pinnatifida)
落ち葉の中から花が咲きます。
撮影のために落ち葉をいじると
不自然にな画像になります。
自然のままがいいです。

_MG_1119631.jpg
セツブンソウの花のアップ
外側に花びらが萼片です。
先端が黄色いラッパ状のものが花弁
葯はある先端がとがったのが雄しべです。
もう花粉はありません。
中心の褐色の太く曲がっているのが雌しべ。
雌しべは2本しかありません。

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セツブンソウの花弁
ラッパ状で先端は4つに分かれ、
先端が黄色く色ずきます。



_MG_1119780.jpg
ミスミソウ(Hepatica nobilis var. japonica f. japonica
こちらも自然状態がすばらしい。
光線がきれいです。
落ち葉に影が映っているのを
大事にしなければいけません


_MG_1119901.jpg
たくさん並んでいるミスミソウ
あまりピントが合っていませんが。


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萼片がたくさんあるタイプのミスミソウ


_MG_1129951.jpg
クヌギが多い雑木林
夏にはカブトムシが出てきそう!




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tag : ミスミソウ セツブンソウ

南紀の植物 キイイトラッキョウとヤマラッキョウ

南紀の植物 
キイイトラッキョウとヤマラッキョウ


キイイトラッキョウは紀伊の名前が付いていますが、
南紀で見つかったから、キイイトラッキョウ。
実は、岐阜県あたりのほうが、たくさん見られます。
でも、紀伊半島で見たかったのです。
あちこちの川で探しましたが、
なかなか見つかりませんでした。
特に今年は、今年の台風の影響で激しく川が痛み、
渓流内の植物はだいぶ流されてしまったようです。

一枚岩の反対側の岩壁にキイイトラッキョウが咲いているという
ブログを見て、一枚岩に行ってみましたが、
残念ながら生えていたのはヤマラッキョウ
まあ、キイトイラッキョウとヤマラッキョウはよく似ています。
間違えても仕方ありません。

ヤマラッキョウとキイイトラッキョウの見分け方
このふたつの花はほとんど同じです。
雄しべの付け根の付属帯の形が少し違いますが、
そこで見分けるのは難しいです。

生育環境もちょっと違うようです。
キイイトラッキョウは、渓流で水の流れを強く受けるような場所、
ヤマラッキョウは川の流れとは関係ない場所。

簡単な見分け方は、葉を見ること。
ヤマラッキョウの葉の断面は三角形に近い五角形。
葉を触ると、はっきり角があります。
撮影した葉を見ても、角が見えます。


17-11-07_nanki-wakayama_00478.jpg
ヤマラッキョウ(Allium thunbergii)
花が平開し、葉が細い ヤマラッキョウ
岩場で垂れるように咲き、
キイイトラッキョウそっくりです

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ヤマラッキョウの葉の断面
三角に近い五角形です
中は空洞


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キイイトラッキョウの歯の断面は丸形。
ネギやアサツキと同じです。
南紀で見たキイイトラッキョウは
渓流の横にある巨大な一枚岩にありました。

花茎も葉も、
岩から垂れさがるように生えています。
                         
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キイイトラッキョウ(Allium kiiense)
写真だけだとほぼ見分けがつきません
でも葉をよくみると丸く、ヤマラッキョウとは違います

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キイトイラッキョウの葉の断面
丸く中空
葉の断面以外では見分けが付きませんね




                                                                                                       

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南紀固有の植物 クルマギクとキイジョウロウホトトギス

南紀固有の植物 
クルマギクキイジョウロウホトトギス


南紀のツアーでは南紀固有の植物が
いくつか見られました。

クルマギクとキイジョウロウホトトギクは
10月に咲くのですが、何とか咲き残りが、
我々を待っていました。

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クルマギク(Aster tenuipes)
岩壁だけに生える
花穂を垂らすように咲く
熊野川、古座川水系に分布

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キイジョウロウホトトギス(Tricyrtis macranthopsis)
南紀の固有種
もう黄葉しています。
岩壁から垂れるように咲きます。
花がきれいなので盗掘されています。
ウナズキギボウシとスダレギボウシと混生していました。


17-11-10_nanki-wakayama_00040.jpg
何とかキイジョウロウホトトギスが一輪、
咲いて待っていてくれました

●2017年11月14日のボタハイは予定通り行います。



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イボクサ(Murdannia keisak)

イボクサの閉鎖花と開放花の果実

いろいろな植物に閉鎖花があるのを知りました。
イボクサはツユクサ科の植物。
花はとてもきれいです。

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目立つ大きく花茎が長いのが
イボクサの開放花の果実
よく見ると、その花茎の根元に
緑色の閉鎖花の果実が見える。
おもしろいですね植物!

2222222224.jpg

花期のイボクサ10月に撮影
このときは閉鎖花の存在に
気が付きませんでした。

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tag : イボクサ

台風一過

台風一過

長く影響していた台風が、
朝になると、一気に過ぎ去りました。

いつものフィールドを歩くと、
台風の風で、咲き始めたヒガンバナが、
折れて倒れていました。

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ヒガンバナ(Lycoris radiata)
倒れてもなお美しいヒガンバナ

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本のお知らせ
日本の名峰DVD付きマガジン 五竜岳 DeAGOSTINI 
五竜岳で見られる高山植物のページを担当しています


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佐々木正子ボタニカルアートグループ展のご案内
2017年10月13日(金)~19日(木)11:30-18:00 
最終日13:30分まで、 日曜休廊
日本を代表するボタニカルアートの佐々木正子さんを中心とした
すばらしいボタニカルアート展です。
市ヶ谷駅からすぐ



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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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