大台ケ原のツクシシャクナゲ

ツクシシャクナゲ
(Rhododendron japonoheptamerum var. japonoheptamerum)


今年は何年かに一度ツクシシャクナゲ
開花の当たり年です。
すばらしい花でした。
タイミングも開花のピークに当たり、
ちょうどよい状態でした。

花冠は7つに分かれるが、
5つに分かれるものもある。
そしべは14個。
雄しべの花糸の毛は少ないのが特長。
葉裏は真綿状の毛が多いが、
少ないツクシシャクナゲもある。

17-05-24_shibukawa-shizuoka_00479.jpg
ツクシシャクナゲ
花色は変化が大きく、
このツクシシャクナゲはかなり濃いほう。
花が古くなると花色が薄くなります


17-05-24_shibukawa-shizuoka_00499.jpg
大台ケ原の登山道のツクシシャクナゲ
ずっと花が続く


17-05-26_odaigahara-nara_00084.jpg
ツクシシャクナゲをパチリ


17-05-26_odaigahara-nara_00184.jpg
大台ケ原
今は笹原と枯れ木が多いですが、
シカの食害を防いで、
元のコケと深い森に戻す挑戦を続けています。
むくむくと雲が湧いています。


Canon EOS M3
Canon EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM 
CANON EF-M11-22mm f/4-5.6 IS STM


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テーマ : 山の花
ジャンル : 写真

tag : ツクシシャクナゲ

ジングウツツジ

やっと帰ってきました。
ツアーは終了しました。
一日大台ケ原を歩いて、
案内して・・・。
それでは、今回の植物を紹介します。


ジングウツツジ(Rhododendron sanctum)

ジングウツツジ
三重県の朝熊山周辺に生えるミツバツツジの仲間。
朝熊山の正式名称は朝熊ヶ岳。

ジングウツツジは他のミツバツツジよりも少し後に咲く。
朝熊山は蛇紋岩地。
蛇紋岩はカドミウムやマグネシウムなどの
金属成分が含まれていて、植物の成長を阻害します。
このため、特殊な植物が生えていることが多いのです。
このジングウツツジもそのひとつ。

見分け方はいくつかありますが、
5月下旬の朝熊山にはほかのミツバツツジはありません。

ジングウツツジの特長は、いくつかあります。
1:開花時には葉が展開している。
2:濃紅紫の花色。
3:若い枝に褐色の毛がたくさん生える。
4:雄しべは10個。
5:雌しべの付け根にある子房に長毛が生える。
6:葉表には強い光沢があり、褐色の毛が生える。
7:ひとつの花芽にみっつの花が入っている。

ジングウツツジはきれいな花でした。
濃紅色から濃紅紫色まで、
けっこう花色に変化がありました。
伊勢神宮の神域でもある朝熊山には、
かなりの個体数がありました。
蛇紋岩露岩地で、ほかの木がよく育たない
明るい場所を好みます。


17-05-23_asamayama-mie_00196.jpg
ジングウツツジの花
明るい太陽の下を好みます。
花色は濃紅色

Canon EOS M3
Canon EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM 
ジングウツツジの花をたくさん入れて、
広角マクロらしい画角で撮影
五月晴れが気持ちいい感じになるように
空をちょっと入れて


17-05-23_asamayama-mie_00053.jpg
ジングウツツジの花の中心
子房に長毛が生える。
雌しべに毛があることもあるようだ。
Canon EOS M3
SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG

17-05-23_asamayama-mie_00136.jpg
Canon EOS M3
Canon EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM 
ひとつの花芽にはみっつの花
上から見ると三角形になる


17-05-23_asamayama-mie_00134.jpg
ジングウツツジの葉
ミツバツツジの一種だから基本的に葉が三枚
ジングウツツジの特徴のひとつに
葉表に褐色の毛が生えることがあげられるが、
あまりよく毛が写っていない
Canon EOS M3
Canon EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM 


17-05-23_asamayama-mie_00229.jpg
ジングウツツジの花

Canon EOS M3
Canon EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM 
逆光で花を透かして撮影
今回は露出補正なし
一番暗い部分にピントを合わせているので、
デジカメ(M3)は暗い部分で露出を図っているようだ


ジングウツツジの名前は、
伊勢神宮の市に気である朝熊山系の
神格山などで採取されたから。
まさに神宮躑躅なのだ。
学名の sanctumも聖なる場所の・・・
という意味のようです。



テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : ジングウツツジ

ツクシシャクナゲ咲く大台ケ原

明日も写真はアップできないので、
今日は写真を上げておきます。
心配なのは天気です。
あまり雨が降らないといいのですが。
今日は暑くも寒くもなく、
いい感じでした。


IMG_4333119.jpg
今年の大台ケ原のツクシシャクナゲは当たり年
ほとんどの木が花を付けています

IMG_3334131.jpg
ツクシシャクナゲ
うーん、ゴージャス


IMG_3334186.jpg
ヒメミヤマスミレ→ヒメミヤマスミレとトウカイスミレの交雑種?
トウカイスミレとヒメミヤマスミレの雑種のようですがいまいち自信はありません。
現地ではヒメミヤマスミレとトウカイスミレがよく咲いていました。
葉がトウカイスミレとヒメミヤマスミレの中間型。
側弁の内側に毛がたくさん生えています。
花色は濃い目の薄紫


特に花色が濃く、濃いラインが目立ちます

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : ツクシシャクネガ

対馬の植物 チョウセンヤマツツジ

チョウセンヤマツツジ
(Rhododendron yedoense var. yedoense)


日本では対馬にしかないツツジ。
チョウセンヤマツツジは非常に美しいツツジのため、
園芸目的での盗掘で激減した。
現在では山中の岩場でしか見ることはできない。

ヤマツツジとはちょっと花色が違い、
花もチョウセンヤマツツジのほうが大きい。
花冠の直径は5㎝程もある。

対馬にあるこの山に登った時は、5月上旬。
山頂付近までチョウセンヤマツツジはまったくなかった。
あと少しで山頂だ、という岩場に出ると、
ちょうどチョウセンヤマツツジが満開だった。
非常に美しい花である。
岩の割れ目にしっかりと根を下ろしている姿は、
日本の数あるツツジの中でも特に印象的だ。

対馬の照葉樹林を見渡す岩場にひっそりと生えていた。
チョウセンヤマツツジは済州島に行けば、
大量にあるようだ。
一度韓国でもチョウセンヤマツツジを見てみたい

17-05-05_tsushima-nagasaki_00046.jpg
人が簡単に近づけない断崖に咲いていたチョウセンヤマツツジ
チョウセンヤマツツジの花の下には、
春の美しい照葉樹林が広がっていた



17-05-05_tsushima-nagasaki_00126.jpg
チョウセンヤマツツジ
山頂近くの岩場に咲いていた
近づけないので望遠で撮影。
山頂は風が強いようで、
木の枝が一方向に流れてる
チョウセンヤマツツジは厳しい環境にも
耐えられる強い植物のようだ

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : チョウセンヤマツツジ

九州から帰ってきました

やっと帰ってきました。
九州で雨。
山に登れず。
最後に撮影したかった植物には
出会えませんでした。

疲れたので画像だけ。


IMG_03333931.jpg
ツクシイバラ→ピンク花のノイバラ?ツクシイバラとノイバラの中間型?
コメントで指摘していただいてありがとうございます。

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tag : ツクシイバラ

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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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