雨の谷川岳山麓歩き 2

2017年6月21日はNHK文化センター青山教室の講座でした。
雨の予報だったので、歩き出す直前までどうしようか、
どうしようか、どう・・・頭のなかでクルクル。
疲れました。


P6210100.jpg
サンカヨウ(Diphylleia grayi )
メギ科
山地~亜高山帯に分布。
カヨウとはハスの葉のこと。
葉の付き方がハスに似ている
オリンパスTG-4

P6210093.jpg
ツクバネソウ(Paris tetraphylla)
シュロソウ科
葉が雨に濡れてきれいですね
オリンパスTG-4

P6210089.jpg
登山道が完全に川になっていました・・・・。
オリンパスTG-4


P6210136.jpg
強い風と雨でたくさんの小枝や葉が落ちていました
オリンパスTG-4
この山歩きはNHK文化センター青山教室の講座
関東山々花のゆっくり歩きです。
せっかくなので、全員の雨具チェック。
すると、完璧に水をはじいている雨具から、
表面がじっとり濡れてしまっている雨具まで、
けっこう差がありました。
購入時期よりも、手入れの差のほうがが多きいようです。
雨具はきっちり手入れしましょう。

簡単に言うと以下の通りです。

1:洗濯機で洗います。
  洗剤はゴアテックス専用洗剤(モンベルO.D.メンテナンス ベースクリーナー 400ml)でなくてもOK。
  脱水時間は短めに。
  ファスナーは閉める。

2:撥水処理をします。
 A:撥水スプレーの場合は、乾燥させてから3回くらい重ね塗りします。
   モンベルSRスプレーが効果が高かったです。

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 B:漬け込みタイプの場合は、撥水剤を入れた水に漬け込みます。
   洗濯機に入れるだけでもOKです。
   効果が高く、まんべんなく撥水効果が得られるようです。
   O.D.メンテナンス S.R.ウォッシュインなど。



3:よく乾燥させます。

以上。


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ジャンル : 写真

tag : モンベルSRスプレー 谷川岳山麓

木曽の名山 南木曽山のコウヤマキ

南木曽山コウヤマキ

南木曾山は、
長野県最南部、岐阜県・愛知県の県境に近い山で、
中央アルプスの最南端の位置します。
昨日、日帰りで登ってきました。
往復8時間以上、600キロの車の運転。
岩場や鎖場、梯子の急坂が連続する山歩き。
けっこうつらい一日です。

目的はキョウマルシャクナゲ
開花時期と、天気、予定をすり合わせ、
何とか一日で行くことになりました。

南木曽山はいい山でした。
登り2時間下り2時間30分。
南木曽山は花崗岩の山。
固い岩質なので、急峻な山容になることが多く、
南木曽山もコースの半分以上が梯子や鎖場などの急坂。

南木曽山の植物の最大の見ものはコウヤマキの純林。
美しいコウヤマキの木々が、
乾燥した厳しい環境の尾根にたくさん生えていました。
コウヤマキの自然木は、
原始的なナンヨウスギに近い樹形でした。
まっすぐ点に向かって立つ姿は、
神々しいほど端正で美しいものでした。
紀伊半島の山でたくさん生えていたのは見たことがありましたが、
コウヤマキがこれほどたくさん集中して生えている場所は
他に知りません。

17-06-11_nagisodake-nagano_00049.jpg
コウヤマキ(Sciadopitys verticillata )
空を受けとめているような枝ぶり
空に向かって真っすぐ伸びる幹
枝は斜め下に向かって伸びています
枝は少ない

Canon EOS M3
Canon EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM 
プラス補正を+2くらいにしています
空は完全に飛んでいます
トンでもいいのです
幹がうまく画面に収まるように
構図を決定します

17-06-11_nagisodake-nagano_00131.jpg
コウヤマキの枝
主幹かなななめ下に向かって生えます
葉は針葉樹らしい葉の形
葉表はピカピカです

Canon EOS M3
CANON EF-M11-22mm f/4-5.6 IS STM
葉まで美しいコウヤマキ
手前の葉を中心に構図を決定


17-06-11_nagisodake-nagano_00044.jpg
コウヤマキの雄花
もう花粉が出た後の雄花が
たくさん落ちていました
動物のフンみたいな形

Canon EOS M3
Canon EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM 


17-06-11_nagisodake-nagano_00135.jpg
南木曽山はこのような梯子がたくさん
こんな厳しい場所にコウヤマキは生えています
かなり古い梯子もありますが、
とてもよく登山道を整備されています
ありがたいことです

Canon EOS M3
CANON EF-M11-22mm f/4-5.6 IS STM
広角レンズで梯子の迫力を出します


17-06-11_nagisodake-nagano_00315.jpg
南木曽山の山頂近く
青い空にきれいな白い雲が
ぷうかりぷうかり浮いていました。
明るい緑の葉はウコギ科の
コシアブラ(Chengiopanax sciadophylloides)

Canon EOS M3
CANON EF-M11-22mm f/4-5.6 IS STM
深い青色の空
空が飛ばないように補正
雲が白く飛ばないように、
露出を合わせています
雲をメインの被写体なので雲に合わせて
構図を決めます
雲の踊るような雰囲気を大事にしています

17-06-11_nagisodake-nagano_00271.jpg
南木曽山の山頂近くからの御岳山
きれいなピラミッド型の山容です。
どうも白い噴気が上がっていくようです

Canon EOS M3
Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
遠いので大気が写ります
色をパソコンで調整して立体感を出しています



17-06-11_nagisodake-nagano_00179.jpg
キョウマルシャクナゲ(Rhododendron japonoheptamerum var. kyomaruense)
1964年、京丸山で見つかったシャクナゲ
今回の目的はこのキョウマルシャクナゲの撮影なのです

Canon EOS M3
Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
花がまとまるように構図を調整


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テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : 南木曽山 キョウマルシャクナゲ コウヤマキ

シュンジュギクとカザグルマ

シュンジュギク(Aster savatieri var. pygmaeus)

シュンジュギクはミヤマヨメナが
蛇紋岩型の小型化した変種。
典型のものは高さ5cm程度。
小さいけれども、凛としてとても美しい。
朝熊ヶ岳の山中で見かけた。
咲いていない個体が多い。
ミヤマヨメナもかわいいが、
シュンジュギクもかわいい。
根生葉は長い葉柄があり、
その先に長さと幅が同じくらいの葉をつける。

別名シンジュギク。
シュンジュギクは漢字で書くと春寿菊。
シュンジュギクが正しい名前です。
学名変種の pygmaeusは小さいという意味。


17-05-25_asamayama-mie_00032.jpg
シュンジュギク
花も小さいが葉も小さい

そういえば、朝熊山(朝熊ヶ岳)で気になる木がありましたが、
ハマクサギと思います。

17-05-23_asamayama-mie_00022.jpg
シュンジュギクはミヤマヨメナの変種なので、
冠毛が無い



カザグルマ(Clematis patens)

テッセンに似ている野生植物。
野生種はなかなか見ることができませんが、
今回バスの車窓から観察できました。
手の届かない場所で咲いていました。

カザグルマの萼片は8枚、長い葉柄がある。
テッセンの萼片は6枚。
花びら(萼片)の数で見分けるのが簡単です。

17-05-23_asamayama-mie_00337.jpg
カザグルマ
花色は白が多いですが、
ここに咲いているのはみな薄紫のものばかり
カザグルマでも特に美しい。

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : シュンジュギク カザグルマ

赤城 荒山はアカヤシオの山

赤城 荒山はアカヤシオの山
アカヤシオ(Rhododendron pentaphyllum var. nikoense) 


NHK文化センター青山教室の講座で、
赤城の荒山に行ってきました。
まったく思っていなかったのですが、
バスで山上に上がると、まだまだ芽吹き前の冬景色。
びっくりしました。
谷筋にはなんと雪まで残っています。

これはダメだ、
と思いましたが、よく見ると向こうにピンクの花が。
アカヤシオが咲いています。

荒山に登り始めると、足元にはたくさんのスミレ。
フモトスミレ、タチツボスミレ、アカネスミレ、エイザンスミレ。
まだ花茎が伸びていないフモトスミレの可愛さは格別。
ところどころアカヤシオの花も咲きいい山でした。
山頂もアカヤシオのたくさんの花が咲き乱れています。
これほどすばらしいアカヤシオの山とは思いませんでした。

今年はシロヤシオやトウゴクミツバツツジの木は開花前。
去年はこの時期よく咲いていましたが、
今年は蕾があまり見られませんでした。

IMG_331767.jpg
赤城山の山頂付近は冬景色

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荒山山頂はアカヤシオで埋もれる

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青空とアカヤシオ

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アカヤシオの雄しべの花糸に毛が多い

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アカヤシオは後ろ姿もきれい

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エイザンスミレ(Viola eizanensis)
葉が切れ込みが深いスミレ
花の側弁内側の毛が多い

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フモトスミレ(Viola sieboldii)
赤城山の荒山 はフモトスミレが花盛り
まだ花茎も伸びておらずかわいいものです

IMG_331848.jpg
アズマシャクナゲ(Rhododendron degronianum)
一本だけアズマシャクナゲが咲いていました
蕾は真っ赤できれいです。
蜜点はなし

IMG_3331699.jpg
ヒメイチゲ(Anemone debilis)
春一番の花です

荒山は花の山です。
すばらしい一日でした。

明日は伊豆の山。
万二郎のアズマシャクナゲです。
楽しみです。

テーマ : 山の花
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tag : アカヤシオ

筑波山の春の花

筑波山の春の花

筑波山に登りました。
NHK文化センター青山教室の講座「関東ゆっくり花の山歩き」
の講座です。
本来は富士山周辺の長者ヶ岳に行く予定だったのですが、
天気予報では10時くらいから雨の天気予報。
そこで天気予報がましな筑波山に目的を変更しました。

何とか一日雨に降られずに済みました。
実はNHK文化センター青山教室野別の講座で、
筑波山にやってきました。
そのなきはなんと大雪。
ところが今日は穏やかないい天気。
花がたくさん咲いていました。
筑波山の北面は風もなく、
良い天気でしたが、
稜線は強い風と霧。
さっさと下山しました。
いい山歩きでした。

_4260011.jpg
雑木林に春が来る
コナラなどの芽吹きです
ウワミズザクラなどが咲いています

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ヒナワチガイソウ(Pseudostellaria heterantha var. linearifolia)
絶滅危惧種
初めて見た人にはただの雑草だが・・・・
葯が赤く美しい


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ツクバキンモンソウ (Ajuga yesoensis var. tsukubana)
筑波山の名前を持つ植物


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ツクバキンモンソウ
花の形に特長があります


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ヤマザクラ( Cerasus jamasakura)
満開!
なんと心躍る光景であろうか


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ニリンソウ(Anemone flaccida)
筑波山はニリンソウの山だ


_4260087.jpg
花を楽しみながら歩く
受講生の皆さん


_4260163.jpg
キクザキイチゲ(Anemone pseudoaltaica)
筑波山のキクザキイチゲは青い花が多い


テーマ : 山の花
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tag : 筑波山

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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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