スイス・アルプスの高山植物

今日も天気が悪いので

 読書をしたり、机に向かって仕事をしたり、外に出ないでおとなしくしています。毎日撮影し続けるというのは、私には無理です。朝、起きたらちょっと疲れを感じました。夏の暑さ、秋の山へ行きすぎなどでちょっと体が疲れ気味なのでしょうか。
 とりあえず、今年の夏に行ったスイス・アルプスの写真を整理していました。それで、植物名を確認していると、私の著書、「スイスアルプス植物手帳」に訂正したい部分を発見しました。

スイスアルプス植物手帳p81」では、アルピナ・ミコシギクとなっている植物についてですが、
学名はLeucanthemopsis alpinaになっており、これは間違いではありません。
ただし、レウカンテモプシス属(Leucanthemopsis)はミコシギク属( Leucanthemella )ではありません。
このため、アルピナ・レウカンテモプシスとするべきでした。
ちなみにフランスギクは、最近の分類ではレウカンテムム属とされ、ミコシギク属ではなくなりました。


アルピナ・レウカンテモプシス

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2010.7ディアボレッツアにて撮影


和名 アルピナ・レウカンテモプシス
科名 キク科レウカンテモプシスト属
学名 Leucanthemopsis alpina
花期 6~8月
草丈 5~15cm
環境 高山帯の岩場、ガレ場、草地

高山帯でも標高が高く環境の厳しい岩場や砂礫地などに生える。葉は細かく分かれているが、多肉質で表面に毛が生える。花の直径は20~35mmで中心の筒状花は黄色。

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総苞片

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葉だけ見ると多肉植物のよう
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tag : スイスアルプス

台風

台風一過にならず

 台風が関東を通過中です。けっこう雨が降りました。風はそれほどではありませんが。まあ、これでかなりの紅葉の葉が落ちてしまいます。今日は一日、外にでないで、机の整理や読書をして過ごしました。
 明日は晴れるといいのになあ。

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榛名の紅葉カジカエデなど

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ゆでダコのようなタコノアシ

タコノアシの紅葉と刈り取り

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紅葉したタコノアシ

 タコノアシというのは植物の名前です。ちょっと変わった名前ですが、秋にこの植物を見れば、だれもが納得するでしょう。絶滅危惧植物であり、数が多い植物ではありません。以前、何年か探したのですがなかなか見つかりませんでした。しかし、ある時多摩川で見つけてからは、時々目につくようになりました。今回は紅葉のタコノアシを見ようと、水元公園にやってきました。
 水元公園は東京都内の公園と思えないぐらい恐ろしく広いのです。水元公園バス停で降りてから公園まで400m。公園内に入ってからも20分くらい歩いてやっとタコノアシの生えているところにやってきました。今日は昼から晴れるという天気予報。午後から出かけて、あまり時間がありません。すたすたとまっすぐ向かいました。
 あれ、おかしいなあ。その場所に付いた私は愕然としました。この夏確認した、数百本は有ろうかというタコノアシが一本もありません。どうやらアシやガマを狩るときに一緒に刈ってしまったようなのです。その湿地帯には無残に刈られた裸地となっていました。あまりにショックな情景でしたが、なんとか周りに残っているタコノアシはないかと探しました。数本、離れたところにはえていたので、ほっとしました。しかし、こうなるとあまり撮影する気になりません。でも一応撮っておくことにしました。
 天気予報は外れ、天気は結局回復せず。撮りたかったものは壊滅的な状態・・・。多摩丘陵の小山田緑地でもタコノアシ自生地の湿地が埋め立てられているのを見てがっかりしました。まあ、こうやって身近な植物のほうが絶滅の危機にさらされているというのを今回も実感しました。まあ今回はタコノアシの根の部分が生きていれば来年は問題なく復活するはずですから、大丈夫とは思います。

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タコノアシの実

タコノアシ
蛸の足

和名 タコノアシ
学名 Penthorum chinense
科名 ユキノシタ科(タコノアシ科)タコノアシ属
花期 8~9月
草丈 0.5~1m
環境 湿地、湿原、水田近く

茎から幾本にも別れる花穂の形と、花穂に付く花をタコの吸盤に見立てた。花はクリーム色で花弁はない。以前はベンケイソウ科に分類されていたこともある。昔は普通にあった植物だが、今は限られた場所に残っているにすぎない。葉は柳葉型で、互生し、秋に紅葉する。

2010.09.14撮影 花の頃のタコノアシ
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アシの横にたくさんあるのがすべてタコノアシ

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タコノアシの花の超アップ 2010.09.14撮影



カメラ 
キヤノン EOS 5D Mark2
レンズ
キヤノン EF100mmLマクロIS f2.8
カールツアイス ディスタゴン *T2.8 28mm
シグマ  50mmマクロ 


テーマ : 植物の写真
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tag : 河原

初雪

赤城で紅葉と雪

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 昨日は疲れて、寝てしまいました。それで昨日はブログを書けませんでした。今日は一日雨のようなので、本を読んで過ごしました。一昨日から猛烈な寒波がやってきて、日本は寒さに震え上がっています。今日は今シーズン初めて暖房を入れました。
 さて、昨日赤城の荒に登りました。朝方は曇りで、簑輪の姫百合駐車場には、小雪がぱらつきました。歩きはじめると、寒くは有ったのですが天気も回復、気分よく登ります。林床にはコアジサイの黄葉が続き、岩だらけの道を荒山高原へ。カジカエデ、イロハモミジ、ナツツバキの混じるきれいな林です。急に明るくなると荒山高原です。鍋割山の斜面の黄葉がきれいです。ここから左へ、荒山の斜面に取り付き、振り返ると関東平野の展望が広がります。途中、ズミやツルウメモドキ、ミズキの実を見ながらのんびりのんびり歩きますが、やがてぬるぬるして歩きにくい急斜面になります。最後の岩場を抜けて、石祠のある山頂へ。ここでお弁当タイムです。まだ寒く、山頂付近には雪が残っていました。地蔵岳は樹氷で真っ白に見えます。草津方面はなんとか見ていますが、谷川岳は暗い雪雲の中です。
 山頂でのんびりしたら下り始めます。今度は歩きやすいルートです。途中の岩場では、視界が広がり、はるか遠くに筑波山も見えました。再び荒山高原に戻り、駐車場へ戻りました。
帰りには、農産物直売所によりました。ナスが安かったので、米ナス、小ナス、普通のナスと三種類のナスなどの野菜を買いました。秋ナス葉本当においしいです。おいしそうな生芋コンニャクもあったのですが、残念ながら売り切れてしまいました。

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荒山山腹からの関東平野

本当は篭ノ登山に行く予定でしたが、寒波の来襲のため、山を直前に変更しました。山は安全第一。自然が相手なので、臨機応変の対応が必要です。今回はそれがうまくはまり、青空の中の気持ちよい山歩きとなりました。たまたま今回はうまくいったのですが、そうはいかないことも多いのです。前日の夜から「本当に篭ノ登はだめだろうか?」「代替え案はどこがいいかな?」といろいろ、ずっと悩んでいましたが、最後に下した選択に間違いはなかったと思います。ほっとして、楽しくお酒を飲んだら、すぐに眠くなってしまいました。

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ナツツバキの幹

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紅葉の荒山高原からの下り道


・・・・・・
ズミ
酸実

和名 ズミ
学名 Malus sieboldii
科名 バラ科
花期 5~7月
高さ 3~5m
環境 山地の湿原、草原

初夏、葉が展開する前に、リンゴに似た白い花をたくさんつける。樹皮は割れて荒れた感じ。葉は大きく3裂するものや、まったく切れ目のないものまで、ひとつの木のなかに変異が大きい。実は赤い。名前の由来は酸っぱい実だからという説と、染料につかったからという説がある。


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ズミの実。実の付きが非常によい枝

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実は直径5mmほど、赤くてキレイ



カメラ 
キヤノン EOS 5D Mark2
レンズ
キヤノン EF100mmLマクロIS f2.8
カールツアイス ディスタゴン *T2.8 28mm
シグマ  50mmマクロ 




NHK文化センター青山教室 「関東ゆっくり山歩き」の講師として2010.10.27歩く

テーマ : 自然の写真
ジャンル : 写真

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今日も紅葉の山歩き

榛名 烏帽子岳

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榛名富士を見下ろして


 今日の天気予報は、秋雨前線が本州の南に停滞、西高東低の冬型気圧配置になるとのことでした。新潟は雨、間部では雪とのこと。もともとは新潟の清津峡に行こうと思っていたのですが、予定を変更し、天気予報では晴れという榛名に行くことにしました。
 天気予報がよく外れることは、皆さんよくご存じと思いますが、驚くことに今日はその予報がピッタリ的中。青空が広がるすばらしい好天となりました。寒くも暑くもなく、歩きには最高の天気です。榛名湖のほとりから歩きはじめ、雑木林の中をゆっくり登っていきます。尾根にでると、ここからはかなりの急坂。カラマツの葉がパラパラ落ちる中を登ります。急坂を登りきると、頂部にある笹原にミズナラが生えたみどりの美しい尾根に出ます。イタヤカエデなどのカエデ類の黄葉がみごとです。
このは、山頂が地味ですが、山頂から3分ほど笹原を下った展望台に行くと、急に視界が広がります。目もくらむような断崖、白銀に輝く榛名湖、相馬山、榛名富士、掃部ヶ岳などの山々は紅葉に包まれ輝いています。山に登らなければあり得ない景色です。こんなすばらしい景色に出会えるとは、山に登ることはなんとすばらしいことでしょう。風もなく、暖かくずっとここでのんびりしていたいくらいです。
 まあ、そうも言っていられないので、往路を下山。帰りには伊香保温泉で饅頭とくずきり、さらに野菜と卵を購入。電話で聞くと、なんと東京は雨、谷川岳では初冠雪、などのニュース。いやあ、榛名山に行っていて本当によかったです。

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ハルナユキザサ




NHK文化センター青山教室 「花歩き・山歩き」の講師として2010.10.26歩く

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秋ですが

今日は、一日パソコンに向かって仕事をしていて、撮影に行きませんでした。
それなので、先日清水峠で撮った、ゲンノショウコの実のあとを紹介します。

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ゲンノショウコ

写真のものではもう種子はありません。
はじけて飛んだ後のようですね。
この形から、ゲンノショウコは別名ミコシグサ(神輿草)

テーマ : 自然の写真
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tag : 里山

防災ヘリ「しらかみ」とブナ(マザーツリー)

白神地の遭難救護と北東北の植物

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峠から撮影

 先日、白神地に行ったときに、道迷いによる遭難をしたグループがあったようで、防災ヘリが低空飛行をし、遭難者に呼び掛けていました。捜索している方の名前と「見晴らしのよいところで救助を待ってください」と連呼していました。写真でよく見ると、ヘリの下部にはスピーカーがたくさん並んでいます。ヘリの爆音があっても声はよく聞こえてきました。レスキュー隊員はヘリの外側に5人が腰かけ、下を真剣に目視しています。緊張感がこちらまで伝わってくるかのようです。パイロットの操作もうまく、非常にゆっくりとヘリを動かして捜索していました。ちょうどランチしていた場所にヘリが飛んできたのです。かなり長時間捜索しており、最後まで見届けることはできませんでした。での事故は決して起こさないように注意したいものです。

●2010.10.28追記
東奥日報によると、遭難者は自力で数日後に無事下とのこと。
このヘリも見えたそうですが、ヘリからは気づいてもらえなかったようです。
まあ、とにかくよかったです




 先日の北東北の旅で撮った植物などを紹介します。(今日はどこにも撮影に行きませんでした)

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白神地を代表する巨大ブナはマザーツリーと呼ばれている

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峠のブナの黄葉

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青森県、種差海岸のコハマギク


カメラ キヤノン EOS 5D Mark2
レンズ タムロン 180mm  マクロ
    キヤノン TS-E 24mmL f3.5
    カールツアイス ディスタゴン *T2.8 28mm
  

テーマ : 自然の写真
ジャンル : 写真

tag :

山にはいろいろな人がいます

子持に登りました

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リンドウが咲いていました。緑の小さな点がきれいです

 今日は天気が良いこともあって子持にはたくさんのハイカーが登っていました。ワイワイ大声で楽しそうに話がに響きわたるグループがいます。オジサンと若い女性と若い男性というなんだか分かりにくい十数人のグループなのですが、中にはスカート女子がいました。こんな地味なの中でスカート登を見たのは初めてなので、ちょっとビックリ。帰りにはもっと驚くこととなりました。
 頂に着いたのは、もう午後一時過ぎ、先着のグループが下山していきました。ささっとオニギリとサンドイッチを食べて、下山すると、岩場にさっきのグループがまだいるではないですか。よく見ると、手には血まみれのタオルが・・・。どうやら転倒して耳を木に引っかけ、耳たぶが裂けたたようです。もうすでに出血は止まっていたので、簡単に名のって、消毒済みガーゼを当てて、包帯で巻いて応急処置をしました。歩いて帰れるとのこと、岩場だけ付き添って別れました。
 いつもは静かなこの山ですが、今日はいろいろなハイカーを見かけました。それでも十数名。静かな山が好きです。

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大黒岩(獅子岩)の威容

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大黒岩の上に登って下を見下ろす

 子持山(1,296m)は、群馬県北部の山で渋川市と沼田市の境にある山です。関越自動車道を東京から新潟に向かうと、左側に特異な山容を見ることができます。低山というにはちょっと高いし、中級山岳というには簡単に登れてしまう、中途半端な山です。しかし、この山の中腹にある大黒岩(獅子岩)は絶壁の上にそそり立つ鋭鋒で、低山とは思えない迫力のある山容です。大黒岩に登ると、すばらしい展望と、目もくらむような断崖を見下ろすことができます。
子持山は古い火山です。大黒岩は、火口付近までせりあがった溶岩が地上付近まできたものの噴出することなく、地中でそのまま固まったものが原型です。
雨による浸食作用で他の部分がなくなっても、マグマが固まった硬い溶岩部分は残り、そのまま尖塔のように残った、というのがこの岩の成り立ちです。植物もおもしろいけで、地形もおもしろいですね。
 
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オオバギボウシの黄葉

カメラ キヤノン EOS 5D Mark2
レンズ キヤノン EF100mmLマクロIS f2.8
    カールツアイス ディスタゴン *T2.8 28mm
    シグマ50mmマクロ 

テーマ : 自然の写真
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清水峠から蓬峠、土樽へ

2度あることは3度あった・・・
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霧の湿地


 群馬から新潟へ、峠を越えて歩く旅の二日目。朝起きると、指南小屋は濃い霧に包まれていました。まったく展望は利きません。それでも味噌汁とアルファ米の朝食を済まし、歩き始めました。チシマザサで覆われた尾根を歩き始めます。最初は登り。七ツ小屋に登ります。このはたおやかな稜線を持つ、展望がいいですが、今は白い霧に覆われ、濡れた髪の毛からポタポタと水滴が落ち、ザワザワと風がチシマザサの葉の音をたてているだけで、頂の道標がポツンと立っています。
 以前は笹薮であったと思いますが、今はよく手入れをされている登道で、笹を刈ったことにより光が当たり、タテヤマウツボグサやハクサンフウロなどの高植物が増えていました。ウメバチソウとタテヤマウツボグサが少しだけ咲き残っていました。尾根を下ると、木道になって小さな湿原を抜けます。草紅葉はもう終わり。茶色に枯れているばかりです。やがて蓬峠に到着。ここは山小屋があります。以前は黄色く目立つように塗られていたと思いましたが、今は地味な色に塗り替えられているようです。「営業中」という札は下がっていましたが、小屋には誰もいないようでした。ここから、一気に下ります。黄葉の美しい林をぐんぐん下ります。沢を渡ると、ここからは勾配が緩やかになり、岩が多く、滑りやすい道です。突然、林道に出ます。以前、通ったときにはまだ砂防ダムの工事中でしたが、今は工事も終わり、静かなものでした。車道を歩いていると、ナギナタコウジュやツリフネソウなどの花も咲き、花の写真を撮りました。ところがレンズを交換しようと、手に持ったカメラがポロリ。おっと、と受けようと空中で捕まえましたが、お手玉のようにポンと弾んで地面にガチャリ。落ちた瞬間にレンズから部品が飛び出しました。「やばい!」と思って、部品を草藪から探し出し、はめてみるとガチャリとはまった。レンズの鏡胴がゆがんでいる部分もありますが、何とか動くようなのでほっとしました。
 土樽に到着。ここは列車が2時間に1本しかありません。事前に調べておいた時間に合わせて駅に入り、車を置いた土合に戻りました。ちなみに落としたカメラとレンズは帰ってきてから、キヤノンに持って行き、ただいま入院調整中です。今年はスイスでカメラとレンズを転ばし、谷川岳でレンズを落とし、今回はカメラとレンズを落としました。やってしまった「二度あることは、三度ある」でした。
 
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イブキトラノオがなぜか満開


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オニシオガマの実

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蓬峠小屋

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三時のおやつはヤマブドウ、ディナーはアルファ米

の食事 

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ちょっと触っただけで撮れたヤマブドウの房

「酸っぱくて、ちょっと甘い。」
恋の話ではありません、今回食べたヤマブドウの感想です。を歩くときはいつも、何か美しいものはないか、撮影できるものはないか、きょろきょろしながら歩いています。きれいな紅葉したヤマブドウの葉を見つけて写真を撮っていると、青黒いヤマブドウが実っているのに気がつきました。崖の上に生えているのですが、なんとか手が届くところにふた房あったので、ポキッと折って手に取りました。今回歩いているのは、その昔、明治政府が新潟と群馬を結ぶように整備した旧国道です。ところどころ崩壊している場所があって、岩場を乗り越えるような場所もあるのですが、多くは車も通れるような広い道です。ヤマブドウを食べながら「これは甘い。」「こっちは酸っぱい。」と味わいながら歩きました。もう少したったころ、ヤマブドウが房ごと地面に落ちるくらいが甘くなるのですが。でもなかなかおいしかったです。

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最初は紅葉の写真を撮っていました

 紅葉が始まっているに行きました。新潟と群馬の国境にある峠の清水峠です。標高1000mを越えたあたりの紅葉はちょうどよく、なかなかきれいでした。コシアブラなどの実も見られて、なかなか楽しかったです。高植物もけっこう生えているのですが、中でもタテヤマウツボグサが多く、黄色く黄葉していたのが印象的でした。
 宿泊は、清水峠にある白崩非難小屋。もちろん管理人などいませんし、寝具と食料を持って行く必要があります。平日なので誰もいないと思っていたのですが、そこにはもうひとり先着の方が。話をすると、のガイドでヒマラヤ8,000m峰のローチェ南壁も登ったことがあるというクライマーの方でした。

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季節外れのタテヤマウツボグサ

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レモンイエローの黄葉のタテヤマウツボグサ

 晩御飯はシンプルにアルファ米とカボチャスープ、ミニカップヌードル、ナッツ、スルメ。前菜はカボチャスープ。ご飯を用意しながら、お酒を飲み、ナッツとスルメをつまみます。アルファ米とは、一度炊いたご飯を乾燥させたもので、お湯、または水を入れるだけで食べられるという優れもの。「五目御飯」なので味がついています。最近は災害時の非常食として使われています。さらにミニカップヌードルを食べて、おなかいっぱいです。一応、たんぱく質、野菜、ビタミン、糖質とバランスを考えた食事のつもりです。でも軽くて、食器の洗い物がないことを最優先しました。
 それほど寒くはなかったですが、やはり夜中には冷え込みました。寝袋を頭までかぶって首元をキューと絞って、あったかくして寝ました。


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今日の宿。8人くらいなら快適。奥の三角屋根はJRの施設

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今日の夕食。いやいや見た目よりずっとおいしいですってば

今回の旅も、昭文社の「山と高原地図 谷川岳・苗場山・武尊山」の取材です。
毎年改善しています。



●撮影カメラ EOS Kiss X4
 使用レンズ キヤノンEF17-40mmL
       キヤノンEF100mmLマクロ
    

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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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