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三時のおやつはヤマブドウ、ディナーはアルファ米

の食事 

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ちょっと触っただけで撮れたヤマブドウの房

「酸っぱくて、ちょっと甘い。」
恋の話ではありません、今回食べたヤマブドウの感想です。を歩くときはいつも、何か美しいものはないか、撮影できるものはないか、きょろきょろしながら歩いています。きれいな紅葉したヤマブドウの葉を見つけて写真を撮っていると、青黒いヤマブドウが実っているのに気がつきました。崖の上に生えているのですが、なんとか手が届くところにふた房あったので、ポキッと折って手に取りました。今回歩いているのは、その昔、明治政府が新潟と群馬を結ぶように整備した旧国道です。ところどころ崩壊している場所があって、岩場を乗り越えるような場所もあるのですが、多くは車も通れるような広い道です。ヤマブドウを食べながら「これは甘い。」「こっちは酸っぱい。」と味わいながら歩きました。もう少したったころ、ヤマブドウが房ごと地面に落ちるくらいが甘くなるのですが。でもなかなかおいしかったです。

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最初は紅葉の写真を撮っていました

 紅葉が始まっているに行きました。新潟と群馬の国境にある峠の清水峠です。標高1000mを越えたあたりの紅葉はちょうどよく、なかなかきれいでした。コシアブラなどの実も見られて、なかなか楽しかったです。高植物もけっこう生えているのですが、中でもタテヤマウツボグサが多く、黄色く黄葉していたのが印象的でした。
 宿泊は、清水峠にある白崩非難小屋。もちろん管理人などいませんし、寝具と食料を持って行く必要があります。平日なので誰もいないと思っていたのですが、そこにはもうひとり先着の方が。話をすると、のガイドでヒマラヤ8,000m峰のローチェ南壁も登ったことがあるというクライマーの方でした。

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季節外れのタテヤマウツボグサ

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レモンイエローの黄葉のタテヤマウツボグサ

 晩御飯はシンプルにアルファ米とカボチャスープ、ミニカップヌードル、ナッツ、スルメ。前菜はカボチャスープ。ご飯を用意しながら、お酒を飲み、ナッツとスルメをつまみます。アルファ米とは、一度炊いたご飯を乾燥させたもので、お湯、または水を入れるだけで食べられるという優れもの。「五目御飯」なので味がついています。最近は災害時の非常食として使われています。さらにミニカップヌードルを食べて、おなかいっぱいです。一応、たんぱく質、野菜、ビタミン、糖質とバランスを考えた食事のつもりです。でも軽くて、食器の洗い物がないことを最優先しました。
 それほど寒くはなかったですが、やはり夜中には冷え込みました。寝袋を頭までかぶって首元をキューと絞って、あったかくして寝ました。


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今日の宿。8人くらいなら快適。奥の三角屋根はJRの施設

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今日の夕食。いやいや見た目よりずっとおいしいですってば

今回の旅も、昭文社の「山と高原地図 谷川岳・苗場山・武尊山」の取材です。
毎年改善しています。



●撮影カメラ EOS Kiss X4
 使用レンズ キヤノンEF17-40mmL
       キヤノンEF100mmLマクロ
    
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テーマ : 植物の写真
ジャンル : 写真

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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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