雨の一日 ヒュウガミズキ

自生地のヒュウガミズキ

 一日雨に降られました。それでも、目的の花、野生のヒュウガミズキを探して、半日うろうろしました。何とかやっと雨に濡れた自生地のヒュウガミズキを見ることができて、ほっとするとともに、どきどきした一日でした。
 日向という名前でもヒュウガミズキは日本海を中心に分布する低木で、雪解け直後に花が咲きます。それほど派手な花ではありませんが、寒々しい雪国の早春に咲く様子は、凛としてとても美しい姿でした。最近宮崎県や高知県でも見つかったようです。
 ヒュウガミズキの花色は淡い黄色。まだ残雪があるころに、葉の展開よりも早く咲きます。トサミズキに似ていますが、より花が小さく派手さはありません。

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ヒュウガミズキもたくさん咲くとよく目立つ

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山の斜面に咲いていた
のびのびと枝を伸ばしています
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テーマ : 山と野の花
ジャンル : 写真

tag : 里山

奥能登の春はまだまだ

今日は能登半島の北部に、春の花を求めて、車を走らせました。あっちの沢に入り、こっちの林に入り、海岸をうろうろしましたが、さすがに今年はまだ春の訪れは遅く、なかなかいい花と出会うことはありませんでした。それでも、まあまあ花は咲いていますし、花を楽しむことはできました。ミズバショウの自生地は残念ながら雪で、途中の道路が塞がれていていくこともできず・・・。

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ヤブツバキ歯太平洋側のものより色が濃く、真紅に近い花色ヶ美しい

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キクザキイチゲはあるところにはわさわさ咲いています

テーマ : 山と野の花
ジャンル : 写真

猿山のミスミソウ

 今日も早起き!車のハンドルを握って、首都高、圏央道、関越道、上信越道、長野道、北陸道、能登道と乗り継いで、たどり着いたのが石川県は能登半島の猿山岬。ここはミスミソウの群落で有名です。咲いているかちょっと心配だったのですが、ちょうど満開。たくさんの花に囲まれました。ここのミスミソウは、日本海側に多いオオミスミソウといわれるタイプ。白色の花が多いですが、ピンクや赤い花が多いのも特徴です。今が八部咲き。あと数日が一番きれいなときのようです。他にもキクザキイチゲの花がたくさん。はるばる600Km以上も運転した甲斐がありました。

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日本海がのたりと青い

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咲きたてのミスミソウ(オオミスミソウ)

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ピンクの花も多いミスミソウ

テーマ : 山と野の花
ジャンル : 写真

tag : 里山

奥多摩の観梅

 NHK文化センターの、「関東の山ゆっくり歩き」では、伊豆にいく予定でしたが、変更して奥多摩の日の出山から吉野梅郷に歩くことにしました。
 御岳から、日の出山と続く山なみはほとんどがスギかヒノキの植林地。植物的にはあまり面白い山ではありません。春霞で展望もありませんが、いかにも山歩きらしい山歩きで、一日楽しく過ごしました。
 吉野梅郷のウメはまだ3分咲き。でも近くまで行くとけっこう咲いていてなかなかきれいでした。

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満開のウメもありますが、まだまだこれからです

●カメラ:
CANON EOS 5D Mark2
●レンズ:
CANON EF100mm F2.8 L マクロ IS USM 

テーマ : 山と野の花
ジャンル : 写真

tag : 山歩き

三浦半島最高峰大楠山の春

春の三浦半島とヒメウズ
 
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ヒメウズ(Semiaquilegia adoxoides) はキンポウゲ科オダマキソウ属
花の構造がオダマキソウ(距がないが)に似ている


 大楠山は、三浦半島の中央にあり、葉山と横須賀の間にある山です。この時期は、エノシマキブシやタチツボスミレ、ヒメウズなどの春の花が咲く、のどかな山歩きが楽しめる、低くていい山です。例年であれば、この時期はヤマザクラが咲き始めるのですが、春の遅い今年は、ウメやカワヅザクラが満開でした。
 今日の山歩きはNHK文化センター青山教室の「山歩き・花歩き」の講座です。本当は、静岡の山を歩く予定だったのですが、今年その山は、まだ花がなさそうなので行く山を変更しました。
 大楠山登山口から歩き、沢を登り、急な階段を上ると大楠山の山頂です。まっ白い富士山、太平洋に浮かぶ伊豆大島、千葉の富山など、360度すばらしい展望です。小さいながらも、山らしい山です。近場だけあって、時間はたっぷりあります。山頂で昼寝したいような、ぽかぽかしていい感じです。なめこ汁を作って、皆さんにふるまいました。山頂付近には、菜の花畑もあって、春らしい雰囲気。オオイヌノフグリが、青い絨毯を作っています。
 タチツボスミレの咲く山道をどんどん下り、川沿いの飛び石を歩くと、民家のあいだの車道に出ます。ここには野菜の直売所があって、おいしい三浦の大根が一本150円、キャベツがひと玉100円でした。皆、重いのも構わず、どんどん買いこんでいます。それからすぐにバスに乗って新宿に帰りました。


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エノシマキブシは、は序が長く、花序の本数も多くゴージャスな感じ

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オオイヌノフグリ(Veronica persica) で地面が青く染まる

●カメラ:
CANON EOS 5D Mark2
●レンズ:
CANON EF100mm F2.8 L マクロ IS USM 
Carl Zeiss Distagon T* 28mm F2.8 (MM)

●震災応援ボタハイ ご参加者の皆さま
日本赤十字の東日本震災義援金に参加費から2万4千円を寄付いたしました。
ありがとうございました。 

テーマ : 山と野の花
ジャンル : 写真

tag : 里山

小さな春が

 パソコンにずっと向かっているのも疲れるので、少し近所の駒場まで行って植物撮影。シロバナタンポポが満開になっていました。ウメもちょうど見ごろと言った感じで、春がどんどんやってきた感じがします。
 明日から、2日連続NHK文化センターの講座です。明日は三浦半島、明後日は伊豆半島。レジメを作ったり準備をしたり。そのあとすぐに能登の猿山に出発です。講座は行く前が忙しいのですよね。

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このウメはひとつの木に白梅と紅梅が咲いている
こっちの枝のウメは赤く、こっちのウメの梅は白い
不思議なウメである

テーマ : 植物の写真
ジャンル : 写真

tag : 公園

イスラエル植物図鑑 シャロネンシス・チューリップ(Tulipa agenensis subsp.sharonensis)

 一日、写真の選択の仕事でパソコンに向かっていました。来週から、猛烈に忙しいので、今のうちに少しでも仕事を進めておかなければいけません。どこへ行くかというと、日本海側に3月下旬から4月中旬まで、ミスミソウ(オオミスミソウ)を追いかけて通います。
 NHK文化センターの講座も、今年は花が遅いので、変更予定です。どこにするか考えたり、バスをどうするか考えたり、けっこう時間がかかります。外にはどんどん花が咲き始めているというのに・・・。
 今年は開花が遅かったり、普通だったり様々。なかなか難しい年です。

イスラエル植物図鑑
シャロネンシス・チューリップ
(Tulipa agenensis subsp.sharonensis)
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シャロネンシス・チューリップ(Tulipa agenensis subsp.sharonensis)

 ゴラン高原の山の中に咲いていました。花の多い渓谷を歩いていると、足元に真っ赤な花がありました。
「あそこにも咲いている!」
「もっと上にいのがあるよ!」
と一同興奮状態。
 歩いて行くと、けっこうあちらこちらに出てきます。
すると、
「またチューリップがあった。」
「きれいね。」
くらいで、すぐに興奮は収まりました。
とはいっても、どこにでもあるというわけではありません。野生のチューリップとしてはかなり大型で、花も高さ5㎝以上、草丈も40cm以上あり、草原で他に草丈の高い花にまぎれていても目立ちます。
花の中を見ると一番奥は黒色で、そこに黄色い縁取りがあります。

●ボタハイ通信
4月の朝霧高原ボタハイは満席になりました。
ありがとうございます。

●カメラ:
CANON EOS 5D Mark2
●レンズ:
CANON EF100mm F2.8 L マクロ IS USM 

テーマ : 植物の写真
ジャンル : 写真

tag : 海外

イスラエル植物図鑑 モスカトゥム・オドリコソウ(Lamium moschatum)

イスラエルの花 モスカトゥム・オドリコソウ(Lamium moschatum)

 さてこの花は、一見日本のオドリコソウと、そう変わりがないように見えますが、よく見ると大きな違いがあります。そうですこのモスカトゥム・オドリコソウ(Lamium moschatum)は、葉っぱも白いのです。そこ以外は、日本のオドリコソウとあまり変わりはありません。イスラエルのどこにでもあるのかと思ったら、案外少ないです。降雨量の多い林に生えています。

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花盛りのモスカトゥム・オドリコソウ(Lamium moschatum)
白いのは上部の葉のみ

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葉のアップ。
裏も表も白い

テーマ : 植物の写真
ジャンル : 写真

tag : 海外

片倉城址公園ボタハイ

カタクリとカイコバイモ

 天気予報では、朝から雨降りの予報だったのですが、何とか昼ごろまでほとんど雨は降りませんでした。今日のボタハイ参加者は4名と静かなスタートでした。
 片倉城址公園のカタクリ開花情報ですが、場所によっては数株咲いている程度で、まだまだこの週末では早いようです。数日前に見た蕾はそのままでした。花はいくつか咲いていますが、遊歩道の近くの物はすべて蕾だけでした。
 カイコバイモは満開です。しかし、遊歩道近くには、ひと株もありません。すべて望遠鏡で見ないとわからないくらいの場所だけです。また盗掘に合ったのではないかと思いますが、残念です。

 撮影・観察の後は公園の近くのレンガ造りの土蔵をリフォームした、雰囲気のよい喫茶店で花の撮影法の机上講座。早めに切り上げて、解散しました。
 天気があまりよくありませんでしたが、遠くのカイコバイモを探したり、野鳥を見たり、のんびりした自然と触れ合いを楽んダいい1日でした。参加者の皆さんありがとうございました。

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100mmレンズで撮影したものを、大きくトリミングしたカイコバイモ
実際は点くらいにしか写っていません

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アオイスミレが咲き始め

テーマ : 植物の写真
ジャンル : 写真

tag : 公園

高尾山のハナネコノメ

ハナネコノメ咲き始めました

 高尾山麓のハナネコノメを撮影する、震災応援高尾ボタハイを今日行いました。暖かく、天気も撮影に向いており、なかなかご機嫌で、高尾に向かいました。
 全員集合して、タクシーに分乗し、山に入っていきます。歩きだすと、今年の春の訪れの遅さが、目に付きます。花はほとんどありません。どうしたもの科と思っていましたが、途中で少しすつハナネコノメを発見。さらに歩くと、別の観察会で歩いておられた新井さんにばったり遭遇。その奥でランチ。しばらく撮影して、また、別の場所で撮影して高尾に戻りました。高尾駅近くの喫茶店で、今日の復習をしていたら、なぜか薄暗くなってきました。さっさと撮影して早めに帰るつもりが、なんだか遅くなってしまいました。
 花は多くはなかったですが、ハナネコノメの状態はよく、なかなかいいボタハイでした。

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ハナネコノメ(Chrysosplenium)

●カメラ:
CANON EOS 5D Mark2

●レンズ:
CANON TS-E17mm F4L

テーマ : 植物の写真
ジャンル : 写真

tag : 里山

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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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