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丹沢前衛峰 白山 コウヤボウキ

コウヤボウキの花と、白山の紅葉は
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白山から見た丹沢の大山

 丹沢前衛峰の白山から巡礼峠まで歩きました。今日はあまり花はないのですが、すばらしい青空の下、風もなく、ぽかぽかした澄んだ空気の中歩くのはとても気持ちがよかったです。体調が万全ではないので、少し疲れましたが。
 まず行ったのは飯山観音。とてもいい観音様です。ここまでにシロヨメナが咲いていて、ヤマモミジの紅葉がきれいでした。この裏手から白山に登ります。白山の名前は、山頂付近に白山神社があるからです。男坂と女坂がありますが、今回はウサギ(の石像)が案内してくれる女坂へ。木漏れ日がきれいで、深山の雰囲気満点。階段を上って山頂の展望台へ。ここからの景色が素晴らしいです。町田や遠くに見えるのは池袋でしょうか。
 ここから狢坂峠、巡礼峠を越えて長い尾根歩きです。何度も登ったり下ったりを繰り返します。NHK文化センターの火曜日のあまり歩かない講座では、一番ハードなコースでしょうか。でも、ゆっくり歩けばみな遅れることなく、景色を楽しみながら歩くことができました。途中、イヌガヤ、カヤ、シロダモなどの木々の観察もしながら歩きます。コウヤボウキが咲いています。「高野山で箒に使ったので、コウヤボウキ」と話をします。お腹が空いたので途中の広場で昼食。さすがに実りの秋です。カキや洋梨などを、みなさんからいろいろな果物のおすそ分けをいただきました。おいしくてお腹がいっぱい。お日様は温かく、お昼寝したい気分ですが、「これは何ですかー」とすぐ呼ばれるのでそんな暇はありません。
 帰りには、最近できた秦野の農産物直売所に行って、ネギを買って帰りました。新宿駅で地図を見ながら心配げな顔をしている旅行者を見かけたので、声をかけると「沼津港という名前の鮨屋に行きたい。」とのこと、案内しながらしゃべっているとカナダから来たとのこと、バンクーバーにもおいしい鮨屋があると思うけど・・・。

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関東平野を一望する
この右手には東京湾も見えました

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コウヤボウキがよく咲いています

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コウヤボウキの花を分解してみました
赤い冠毛が長いコウヤボウキ
くるりと巻いた花弁の先がかわいいです

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キク科の花の共通していますが、雌しべの周りにある雄しべが、
めしべの先端近くで、合着して筒状になります。
太いコウヤボウキの雌しべに、細い雄しべが集まります

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オカタツナミソウが咲いていました
オカタツナミソウの特徴か茎に下向きの毛が生えていること

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秋も深まってまいりました。
コウヤボウキくらいしか咲いていませんでしたが、
透き通るような斜光線がきれいです

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : 里山

アオヤギバナ

アオヤギバナ (Solidago yokusaiana)
   

 今回の四国の旅でよかったのはアオヤギバナの状態がとてもよかったことです。アオヤギバナは、アキノキリンソウに近い種類ですが、変種でなく別種扱いになっています。葉が細長いのだ特徴で、ミヤマアキノキリンソウのように頭花は上部のみに咲いています。50㎝近くになるものもあるようですが、徳島県の川で見られるものは、せいぜい20㎝程度の背が低いものばかりでした。数年前に行ったときには、まったく見られなかったのですが、今回は100株程度見ることができました。花期もばっちりのものが多かったです。

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アオヤギバナ
増水したときには水の中になってしまうような環境の岩の割れ目などに生える
頭花の直径は1~1.5㎝。
本州、四国、九州に分布。


ここ数日、少し風邪気味で何かをやる気が出ません。
3週間ほど前から、肩こりと、右肩の腱鞘炎に悩まされています。
がんばらねば。

ボタハイの来年の企画を考えています。
リクエストがあればメールください。

いつも「拍手」していただいている皆様
本当にありがとうございます。

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : 河原

アゼトウナ咲く室戸岬

 アゼトウナ(Crepidiastrum keiskeanum)

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海岸に咲くアゼトウナ


 アゼトウナ。「アゼ」という言葉が何をさすのかは分からないようです。伊豆半島から紀伊半島までの本州、四国、九州に分布します。

アゼトウナとホソバワダンの見分け方
 アゼトウナは、花茎が高さ10㎝ほどまでしか伸びません。葉葉5cmほどで長くても10㎝以下、厚く、触ると堅いのが特徴です。これに対しホソバワダンの花茎は20~30cmにも伸びます。葉はそれほど厚くなく、長さは5~15cmになりますので、見分けるのは簡単です。
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アゼトウナの花
花はホソバワダンやヤクシソウにそっくり

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厚いアゼトウナの葉
鋸歯が目立ちます

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アゼトウナは環境の悪そうな海岸の岩場にも咲きます

 思い込みというのは恐ろしいものです。四国にあるのはホソバワダンと思っていました。まあ、四国にもホソバワダンもあるようですが、室戸岬で見たものはアゼトウナでした。現地では間違って説明していました。申し訳ありません。


ホソバワダン
長崎県にて撮影したもの
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葉の形や大きさが随分違います
花と比べると根生葉の大きさがわかります

テーマ : 花の写真
ジャンル : 写真

tag : 海岸

四国のツチトリモチ

 ツチトリモチ(Balanophora japonica)
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ツチトリモチ。一見キノコのようだ


 ツチトリモチは寄生植物。ハイノキ属の植物に寄生します。分布は三重県、和歌山県、四国、九州。関東付近では見ることができない非常に珍しい植物です。雌株しかなく、雄株は発見されていない、生態がよくわからない植物。ヤマモモの実のように真っ赤で、粒々がある。根本に根茎があり、昔はこれからトリモチを作っていたらしい。今回は徳島県の南部で撮影。


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生まれたばかりのツチトリモチ
非常にきれいである
触ると急に汚くなるので触らないように注意

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ツチトリモチの芽出し
根茎が露出している

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : 里山

ナカガワノギク(Chrysanthemum yoshinaganthum) の雑種?

満開のナカガワノギク(Chrysanthemum yoshinaganthum)

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花がいっぱいのナカガワノギク


 四国の撮影旅行から帰ってきました。後半がツアー(アルパインツアー「花の観察会」)なので前半はその下見です。今年のナカガワノギクの花は時期的にもちょうどよく、少し終わりかけの花があり、盛りはほんの少し過ぎていましたが、まだ満開といってもいい状態でした。花数も以前ナカガワノギクを見に来た時の1000倍ほど咲いています。この1000倍というのは、私一人の個人的な意見ではありません。同じ時に那賀川にナカガワノギクを見に来た人も同じように1000倍と感じていました。とにかく花が多く、咲いていました。
 しかし、かなり気になったのが、花色が白色ばかりでなく、ピンク色や紫色がかった花がかなり多かったことです。葉の形も何となく切れ込みが少なく、葉の先端も丸いような気がします。イエギクとの雑種化が進んでいるのでしょうか?撮影地が民家に近い場所だったせいもあるかもしれません。それとも、このぐらいの株もナカガワノギクなのでしょうか?
 いがりまさしさんの「日本の野菊」では、このような葉をナカガワノギクとして写真を載せているので、ナカガワノギクでよしとしましょう。しかし色が付いている花は雑種だと思います。

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那賀川の大岩のわずかな割れ目に根を下ろすナカガワノギク

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「ナカガワノギクの小道」と名付けました

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葉の切れ込みが深く、細い、ナカガワノギクらしい葉

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切れ込みが浅く、先端が丸い、ナカガワノギクの葉

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白色だけでなく、色がついた舌状花が混じる個体

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : 河原

リムジンバスにて

 花の観察会四国の講師の仕事も終わり、羽田空港からリムジンバスに乗った帰る途中に書いています。今回の観察会は、時間にある程度余裕があり、みっちりとひとつの植物を撮影できたことがよかったです。ヤッコソウは3ヶ所でそれぞれ一時間以上の時間を取りました。というのも、今回ヤッコソウの開花が非常に多く、当たり年だったので撮影できる個体がたくさんあって、まったく飽きることがなかったからです。いままで何年もかけて見てきた数を全部合わせた数よりも多くのヤッコソウを見ることができました。
 ホソバワダンなどの海岸植物も何時間もかけてゆっくり見ました。よいメンバー、よい天気にも恵まれて、仕事とはいえ、とても楽しい講座になりました。

トサシモツケとキシツツジ

 ワジキギク、ナカガワノギクを見にきましたが、そのそばに本来の花期と違うキシツツジとトサシモツケが咲いていました。春の花なので、びっくりしました。でもやはり綺麗でした。もちろんナカガワノギク、ワジキギクはたくさん咲いていて、ナカガワノギクの小道と名付けました。

今日もいい1日

 四国の花をたっぷり見ました。ヤッコソウやツチトリモチ、タイキンギクなどの花を見て、今日は室戸岬に泊まっています。シオギクが咲き始めでキレイです。

たくさんのヤッコソウ

 四国の3日目。今日は高知県に入りました。ヤッコソウなどを見に行きました。昨日のヤッコソウもよかったですが、今日のヤッコソウの群落は驚くほどの多さ。以前にも着たことがある自生地ですが、以前の100倍くらいのヤッコソウが顔を出していました。まだまだ出始め。
 室戸岬のシオギクはまだ咲き始め。これからがいいでしょう。

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ヤッコソウの花がどんどん

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ヤッコソウがたくさんたくさんまだまだ

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : 里山

ヤッコソウ

 四国にいます。今日は猛烈な雨が降りました。そんな中、ヤッコソウとツチトリを見てきました。ヤッコソウは咲き始めでいろいろなステージのものがあり、最高の状態です。ツチトリモチは出始めです。夕方晴れて夕焼け空になりました。明日からしばらくは晴れが続くようです。
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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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