梅雨時の草地もおもしろい クマツヅラ

花がたくさん、梅雨の草原

 クマツヅラ科の植物を見ることは多くても、クマツヅラそのものをちゃんと撮影したことはありません。アレチハナガサなどの帰化植物もクマツヅラ科、クマツヅラ属の植物。今日は少し暑かったのですが、埼玉県にほかの植物の撮影に行きました。ところが、クマツヅラを見つけたので、こっちを中心に撮影してしまいました。ちょっと、咲きすぎな気もしますが、なかなかいいクマツヅラの個体でした。

クマツヅラ(Verbena officinalis)

 草丈は1m近くになり、はなの直径は直径4mm程度と小さい花でしたが、特徴的な花穂でした。葉は大きく切れ込み、葉脈の部分が窪みます。分布は本州から沖縄。葉裏の葉脈に多数の細かい毛がある。茎には毛と腺毛が生える。帰化植物のアレチハナガサやヤナギハナガサのように明確な4稜を作らない。

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道端に咲いていたクマツヅラ

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花のアップ、蕾には腺毛が生えていた
花の内側にも細かい毛が生えている

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葉には大きな切れ込みがある

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茎は角ばっているが、明確な4稜ではない
細かい毛が生える

Thank you for having you see.
The name of this flower is KUMATSUDURA.
안녕하십니까
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テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : クマツヅラ 河原

ボタハイ通信 ボタハイ鳳凰三山

 ボタニカル・ハイキングの鳳凰三山の予定が決まりました。通常の登山よりもかなりゆっくり歩きますが、参加には登山になりますので、経験・装備・体力が必要です。すでに申し込みがあり、催行予定です。タカネビランジなどの高山植物を撮影予定です。通常1泊2日の工程を、2泊3日でゆっくり歩きます。

8月6・7・8日 ボタハイ鳳凰三山 タカネビランジ 3日間

●集合日時:2013年8月6日 8時40分
●集合場所:JR甲府駅改札前。解散は8月08日JR中央線韮崎駅18時ころ予定。
●申し込み:メールでお申し込みください。
●受講料 :1日7,000円×3日間 (登山口下山口までの現地交通費は含みません)
●持ち物 :初日の弁当、水筒、雨具、観察用具、宿泊に必要な着替えをお持ちください。
●コース :①甲府(タクシー)夜叉神峠→南御室小屋泊 ℡0551-22-6682
②南御室小屋→鳳凰三山縦走→鳳凰小屋泊 ℡0551-27-2018
③鳳凰小屋→青木鉱泉(路線バス)韮崎 
注:天気等により、南御室小屋に連泊し、夜叉神峠往復の場合があります
●グレード:通常の登山よりゆっくり歩きますが、高山の山歩きです。
●装備  :高所縦走登山ができるもの。ゴア上下の雨具、フリース、トレッキングシューズ、登山用化学繊維ウェア、水筒、カメラなど。
●宿泊  :南御室小屋、鳳凰小屋。
宿泊代金1泊8000円+お弁当は山小屋に直接お支払いください。
●下山後  :時間があれば青木鉱泉などで下山後入浴できます。
●交通費  :タクシー代(甲府~夜叉神峠)2000円程度、バス代(青木鉱泉~韮崎)1700円など。

tag : ボタハイ

礼文島の宿泊

礼文島ではどに泊まろう?

 野生植物を撮影する旅では、宿の選択が非常に大事です。特に礼文島ではそうなのです。私は主にビジネスホテルに泊まることが多いです。食事つきの旅館だと夕食時間に制限があるのと、その土地の特徴的なものを自分で選択して食べることが難しいからです。ところが、礼文島では外で夕食を食べたり、買って宿で食べたりすることは、選択の幅が少なくほとんど不可能です。このため、宿で食事をすることになります。物価が高い礼文島では宿泊代金も高めです。しかし、礼文島の宿の食事のレベルは非常に高く、外で食べることを考えると、妥当な料金であろうと思われます。
 今回使った宿は、はな心(はなしん)、旅館桜井、ホテル礼文荘のみっつ。今まで何回も泊まったことがある礼文島の宿泊施設の中でも、かなりレベルが高くていい宿でした。

1・はな心
 予約した時に、ほぼ満室だったので、安い本館の部屋はなく、トイレ付きの新館の部屋になりました。新しくて掃除が行き届き、すべてがきちんとしています。食事もおいしく、2泊しましたが、2日とも生ウニ(バフンウニ)が付いていました。夕食時などに礼文島の花やハイキングの相談ができるので、、初めての滞在でも安心です。香深野町から少し離れていますが、スコトン岬行きのバスがはな心の前を通っているので、礼文島北部に行くには便利です。南部に行く場合でも、香深まで送迎サービスがあります。新館の部屋は旅館並みで、食事のレベルを考えるとこれも安いと思います。
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はな心の夕食
ニシンの塩焼きには卵がパンパンに入っていました
ナンバンエビは濃厚な甘みとうまみがあります
ホタテ鍋もありました


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別の日のはな心の夕食
ヤナギノマイの煮付けがぷりぷりでおいしい
ヤナギノマイはメバルの仲間で、鮮度が命
ボタンエビのとろける甘みはすばらしいです
ソイの刺身もおいしいでした
ツブガイ、ジャガイモ団子、イクラすべておいしい
ジンギスカン鍋も付いています



・ホテル礼文荘: 
 なんといっても、夕食のおいしさが際立ちます。「これぞ礼文島の食事だ!」と地元の素材を使った料理ばかりです。外観のさびしい雰囲気とうらはらに、部屋は清潔で、建物がしっかりしているからか、隣の部屋の声が聞こえるようなこともなく、気持ちよく眠れました。ホテルというより民宿のおもむきですが、宿泊するといい感じなのです。海や久種(クシュ)湖が近く、レブンアツモリソウ自生地に近いのも利点です。また礼文島北部に泊まるならここがいいですね。バフンウニの生ウニもたっぷりありました。

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時の魚介類をたっぷり使ったホテル礼文荘の夕食
1週間近い滞在で、一番感動的でした
銀色でピカピカに光っているのはニシンの刺身、初めて食べました
ニシンの刺身は小骨がありますが、うまく処理いていて甘くおいしい刺身でした
たっぷりのむいたばかりバフンウニでミニウニ丼に



3・旅館桜井
 高いホテルでもなく、安い民宿でもなく、礼文島には少ないちょうどよいクラスの旅館です。料理もそこそこ洗練され、濃厚な味の生ウニもすこし大めでした。旅館らしいサービス、清潔でキチンとした部屋。安心の宿です。
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ソイ、ホタテ、ボタンエビの刺身が新鮮
タコシャブもなかなか
生バフンウニも大めです




 おまけですが、プチホテルコリンシアンにも泊まったことがあります。メルヘンチック名いい雰囲気の宿で食事もおいしかったです。

 おまけですが、やはりこのあたりはウニがおいしいです。甘く濃厚クリーミーなバフンウニももいいですが、エゾムラサキウニも好きです。生ウニを買って作った生バフンウニ丼ダブル・・・。
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しばらくウニは食べなくてもいいです
数年分のウニを食べてしまいました
それでも、向いた明かりの礼文島の宿よりおいしい生ウニはなかなか食べられません

テーマ : 食べ物の写真
ジャンル : 写真

tag : 礼文島の宿泊

多摩川に咲くミクリ

 肩もよくなってきたし、時間ができたので、またそろそろちゃんと自分の多摩川多摩丘陵の撮影を始めようと思い、今日は多摩川に行きました。この時期花は少ないのですが、コメツブウマゴヤシやマメグンバイナズナなどの花などの帰化植物が咲いていました。ミクリがちょうど咲いていました。

ミクリ(Sparganium erectum)

 とげのある小さな集合果を、クリのイガにたとえて「ミクリ」。川や池のほとりに咲く。花の下方に雌花が咲き、上方に雄花が咲く。草丈は1~1.5m。ミクリ科。

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川の中に咲いていたミクリ
純絶滅危惧種

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ミクリの雄花

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ミクリの雌花

テーマ : 多摩川
ジャンル : 写真

tag : 河原 ミクリ 多摩川

八千穂高原自然園の憂鬱

 昨日は疲れきって、ブログもちゃんと書けずに寝てしまいました。今日は体と精神を休めるようにしたつもりでしたが、登山靴や雨具の選択や手入れ、旅行の片付けなどをしていたら午前中は終わり、午後は神保町のさかいやスポーツに行って、ウェアなどを購入しました。

八千穂高原自然園の憂鬱

 昨日はNHK文化センターの講師で、長野県の八千穂高原自然園に行きました。本当は北横岳に行く予定だったのですが、天気予報が悪く、安全に問題がありそうだったので、急遽変更したわけです。八千穂高原自然園といえば、ベニバナイチヤクソウが有名です。本州有数の群生地でした。ベニバナイチヤクソウを見るために多くの人が訪れ、人気の場所ですした。
 しかし、久しぶりに行くと、どこか投げやりな空気が漂っていました。話を聞くと、シカの食害で、ベニバナイチヤクソウは壊滅的な被害だったとのこと。実際歩くと、ベニバナイチヤクソウをはじめ、多くの植物がシカに食べられてしまっていました。それでも、なかなか美しい林に変わりはなく、雨の中でも楽しく歩くことができました。

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八千穂高原自然園の名物といえばこのシラカバ
新緑もいいが黄葉もいい

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クリンソウはサクラソウ科
独創なのでシカは食べない

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ギンリョウソウの若い実
「鬼太郎の目玉のオヤジ」そっくり

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小さな池もあり、広々とした八千穂高原自然園

テーマ : 山の花
ジャンル : 写真

tag : 高原 ギンリョウソウ

あれれ

NHK文化センター青山教室の野外講座ゆっくり山歩きから帰ってきて、疲れていたのか猛烈に眠く、ばったりと寝てしまいました。ブログを書けませんでした。とにかく写真を一枚。

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2013.06.23に筑波山で撮影したリョウブ

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : 筑波山 リョウブ

富士山五合目

 初夏の富士山麓に行きました。いや、初夏というより春の富士山麓でした。多くの花がまだ蕾。NHK文化センターの講座でしたが、雨にも会わず、気持ちのよい午後となりました。

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最初は霧が出たり、風が吹いたり
カラマツの枝は風によって一方向に向けられる

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コケモモの花の超アップ

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シナノキの蕾
花の咲く頃また来てみたい

テーマ : 高山植物
ジャンル : 写真

tag : 高山植物 コケモモ

地元のお菓子を巡る旅と文化人類学 「地元菓子 若菜晃子著」 新潮社

地元菓子 若菜晃子著 とんぼの本 新潮社

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表紙の写真は若菜晃子さん撮影、福井県小浜市の水まんじゅう
杯に入れて水の中に入れ、途中で杯からはずす
裏表紙は、それを器に盛ったもの
「今日もお菓子が呼んでいる」のキャッチコピーがいいですね


 著者の地元菓子探検家でもある若菜晃子さんは、日本各地に地元菓子を求めて、忙しい仕事の合間に無理やり時間を作って旅し、スーパーマーケットや御菓子店を探して歩き、不可思議な嗅覚を持って地元菓子を発見し、買い続け、食べ続けます。おいしい発見もありますが、そうでもない発見もあるでしょう。本物の地元菓子は、旅し、歩き、買って食べる、という努力の繰り返しと、そして少しのラッキーな出会いの先にしか見つからないものなのです。今までずっと若菜さんは地元菓子を食べ続けてきました。おいしい地元菓子を見つけるための努力を、やり続けています。きっとこれからも地元菓子を食べ続けることでしょう。若菜晃子さんはお菓子の天才です。
 地元菓子店にそっと入ると、ほかのお客さんの邪魔にならないように、小さく隅っこに立ったまま、どれを買おうか延々と考え続けます。何か珍しいものを発見すると、ちょっとためらいがちにお店の方に話しかけます。「すいません、これは~でしょうか?」すると、魔法にかかったかのように、「これはね、~なのよ。」と話始めるのです。店の奥から、地元菓子を作っている最中のご主人が出てくることも少なくありません。そして、延々と話を続けるのです。「へえ、そうですか。」と若菜さんが合いの手を入れると、ご主人は地元菓子の歴史や、使われ方などを決壊したダムのように、さらに詳しく話を続けてしまうのです。
 努力と才能、すばらしい出会い、現場での細かいメモ、本作りまでの熟考。これらがいくつも重なりあって、この宝石がいっぱいつまった宝石箱のような、すばらしい本ができあがったのです。

植物写真と地元菓子の切っても切れない関係
 植物観察・撮影グループの講師として、日本各地に行くことが多いのですが、そのときに参加者に喜ばれるのが地元菓子情報。せっかく植物に会うために観光旅行では通常いかないような場所に行くのですから、そこでしか出会えない地元菓子を食べたいと思うのは当然でしょう。私の地元菓子情報は的確だ、とよく言っていただきますが、食べたものしか紹介していないからではないか、と考えています。情報誌やインターネットなどの情報を鵜呑みにしないて、とにかく食べてみて、おいしいと思ったもの(もしくは信頼できる人に教えてもらったもの)だけを私は紹介しています。
 さて、今回出版されたこの本は、植物写真撮影・観察の旅のお供に最適な本です。オオバキスミレの撮影の後には栃尾によって丸鯛を買いましょう。宮崎餅街道沿いで鯨羊羹やゆで餅を食べながらヒメノボタン・ヒゴタイ・ヒュウガギボウシなどを撮影しましょう。弘前にお菓子を買うついでに岩木山に登ってミチノクコザクラを見に行きましょう。室戸岬にシオギクやヤッコソウを見に行くなら、サンキライの柏餅と高知の朝市ははずせません。
 ここに出ている地元菓子は、実際に地方を歩いてみて、購入し食べたものの中から、特においしかったり、地元に密着していたり、ちょっと変わっていたり、それぞれ厳選した地元菓子だけを紹介しています。
 この本は、日本の文化、歴史を考慮した「文化人類学書」であり、地元菓子とそれを紡ぐ人の魂を伝える「伝道書」でもあり、日本でも色々な発見がある「探検記」でもあります。しかしながら、決して地元菓子カタログではありません。野生植物は、その自生地で見ないと本来の姿はわからないように、地元に行かないと地元菓子の本当の姿は見えてきません。「お取り寄せ」ではわからないこともたくさんあります。「本物の地元菓子」と出会いたかったら、この本を持って旅に出ましょう。
(ありがたいことに、今回この本で、私は商品写真撮影のお手伝い、及び食べる手伝いなどをしています。)
 

テーマ : 実用書
ジャンル : 本・雑誌

tag : 地元菓子 若菜晃子 とんぼの本 新潮社

礼文島の高山植物 オオカサモチ

オオカサモチ

 草丈1mを超える大きな草で花も大きい。礼文島のあちらこちらで見られる、白くて大きい花がこのオオカサモチ。感じでは「大傘持」になる。直系30cmにもなる花の塊が特徴。この大きな花を傘に見立てて付けられた野が大傘持という名前になります。セリ科の花なので、花のひとつひとつは小さく地味。一本の太い茎から、中央に大きな花穂が開き、その後周囲にも小さな花穂が競りあがってきます。礼文島では草原に広く生えるが、2013年は当たり年でたくさんの花が見られました。

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オオカサモチ

テーマ : 山の花
ジャンル : 写真

tag : 礼文島 オオカサモチ

礼文島の高山植物 コフタバラン

礼文島の高山植物 コフタバラン

 礼文島のオオシラビソの暗い林の中で咲いていたコフタバラン。草丈5cmほどの小さな植物。花の直径も1mmちょっとしかない。
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コフタバランの花がほとんど登山道の反対側を向いていた

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コフタバランの花のアップ

コフタバランだと思いますが、間違っているかも・・・。

テーマ : 山の花
ジャンル : 写真

tag : コフタバラン

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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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