木曽駒ヶ岳再び

コバイケイソウが当たり年の千畳敷カール

 天気がよさそうなので、今月初め~中旬にも行った木曽駒ヶ岳に行きました。もうだいぶ慣れたので、5時半に出発したら、8時半にはバス乗り場に付いて、10時前にはもう千畳敷で撮影を始めていました。東京から一番近い3,000m級の高山ではないでしょうか。本当は谷川岳方面仁したかったのですが、残念ながら新潟方面は雨のようなので、中央アルプスに向かいました。
 今回の目的のひとつは、前回確認していたコバイケイソウの群落です。コバイケイソウは数年に一度当たり年があってその年にはすごく咲きます。はずれの都市には葉っぱしか出ません。そして今年がその当たり年なのです。実際、千畳敷カールの中は遠くから見ると雪としか見えないほどの大群落になっていました。
 もうひとつの目標は木曽駒だけで見られるコケコゴメグサがを咲いていないかをチェックすること。結局見つかりませんでした。やはり千畳敷方面にはないのでしょう。
 思ったよりも高山植物の花が変わっていました。チョウノスケソウは実だけになり、前回咲いていなかったチシマギキョウの大株があちこちになりました。

_MG_7884_20130731231906f21.jpg
木曽駒頂上小屋のおやじさんによりと、20日ぶりの晴天に包まれたとのこと
山は宝剣岳、下に広がる千畳敷カール
画面下方野クリーム色のがコバイケイソウです
韓国人の集団遭難などなかったかのよう
でも、今朝たくさんのヘリが飛び、救助隊の隊員が引き上げてきました

_MG_7966.jpg
どこまでも続くコバイケイソウの群落

_MG_8387.jpg
コバイケイソウシナノキンバイとミヤマキンポウゲ

_MG_8621.jpg
ドロミテ(イタリア・アルプス)のような岩峰とシナノキンバイとハクサンイチゲ

_MG_8795.jpg
白いコマクサが咲いていました
スポンサーサイト

テーマ : 高山植物
ジャンル : 写真

tag : 高山植物 コバイケイソウ 白いコマクサ シナノキンバイ

夏の多摩丘陵に咲く花

花が多い夏の長池公園

ミズオトギリTriadenum japonicum

 厚い夏の午後、多摩丘陵にある長池公園に行きました。午後に長池公園に行ったのは、ミズオトギリの花が咲くのが午後遅くだからです。ミズオトギリは黄色の花が多いオトギリソウには少ないピンク色の花が咲きます。小さな花で直径1cm弱。全体からすると小さな花で写真写りはよくないです。面白いのは9個ある雄しべ。みっつずつ雄しべの根元がくっついて王冠マークのようになっています。2時ごろに行ったのですが、まだ花は開いておらず、やっと3時過ぎに開き始めました。

_MG_7762_20130730220547912.jpg
ミズオトギリの花
咲きたてでとてもきれい

_MG_7782.jpg
ミズオトギリは、雄しべの形がかわいいのです


_MG_7612.jpg
キク科のオグルマも珍しい花です
まだ咲きはじめでした

_MG_7550.jpg
キツネノカミソリが咲き始めました
もっと盛夏の花だと思っていました・・・
いや、もう盛夏でした

_MG_7664_201307302205451ca.jpg
タカトウダイの花
花のアップ

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : ミズオトギリ 里山 オグルマ キツネノカミソリ タカトウダイ

エプソン ウルトラスムースファインアートペーパー 用紙体験モニター 

エプソンさんからモニターされた紙にプリント

 フレスコジグレー、ベルベットファインペーパーに次いで、ウルトラスムースファインアートペーパーにプリントしました。エプソンさんの「用紙体験モニターキャンペーン③」に当選したのです。前回のベルベットファインペーパーでは、深みがある表面の紙質になかなかうまくいかずに苦労しました。今回はウルトラスムースファインアートペーパーという紙です。今回はおちついた紙質の仕上がりになる、というので楽しみにしていました。

 ウルトラスムースファインアートペーパーを箱から出してみると、なるほどシンプルな表面です。きなりの木綿のような、それでいて不思議に輝く白さがあります。ベルベットファインペーパーのような立体的な深みのある表面ではないのですが、それでもピンと貼った緊張感があります。
 さて今回は、紅葉の山をプリントしてみました。しっとりした雰囲気の紅葉の写真です。
 
 プリントすると濡れた表現が落ち着いていい感じです。光沢はまったくないのですが、白さが輝いています。フレスコジグレーが油絵なら、ベルベットファインペーパーはアクリル画、ウルトラスムースファインアートペーパーは濃い目の水彩画といった雰囲気。しっとりした質感で、お気に入りの紙になりそうです。

 驚いたのは紅葉の葉の間に見える木の立体感。大きな部分ではなく小さな木なのですが、白く輝くダケカンバの木の皮が、そこにあるかのようなたたずまいに見えます。細かい表現もいいかんじでした。
 
 もうちょっと色々試してみたいと思います。

_MG_7471.jpg
ウルトラスムースファインアートペーパーにプリント

エプソン用紙体験モニターキャンペーン

●西オーストラリアのツアー(アルパインツアー主催)はだいぶ申込者が増えてきました。

テーマ : 自然の写真
ジャンル : 写真

tag : エプソン ウルトラスムースファインアートペーパー

ワンダーフォーゲルと飛騨高山のおいしいもの

 ワンダーフォーゲル 2013年8月号

2222223.jpg

 ワンダーフォーゲルは山と渓谷社の山の専門誌。ちょこっとだけ写真提供してお手伝いしています。珍しく山の写真ですが。南アルプス行きたいです。いや来週行く予定でした。ボタハイの鳳凰三山です。

飛騨高山のおいしいもの

 先日、飛騨高山に行きました。そのとき食べたおいしいものです。高級なグルメではありませんが、地元に愛されている食べ物ばかり。握りは観光客向けです。
 今日は撮影に出かけず、休養日としました。パソコンに向かってプリントなどはしていますから、まったく仕事をしていないわけではないのですが・・・。日曜、休日もまったく仕事をしない日はほとんどないです。まあ。楽しいからいいか。


CIMG3432.jpg
飛騨高山のおいしいものは色々ですが、地元の人に愛されているのはこのちとせ
高山の中華そばも有名ですが、ここちとせでははやはり焼きそばです
奥が普通の焼きそば、手前が大盛り肉玉子入り焼きそば
普通盛りの焼きそば小さく見えますが、大盛りがすごいだけで、普通盛りも小さくはありません
あまりの大盛りに、しばらく食べても減った感じがしませんでした
食べるのに時間がかかりましたが、とてもおいしかったです
ここは大学生の頃に行きたかった店で、30年近くかかってやっと行くことができました

CIMG3438.jpg
みたらしだんご
飛騨高山みたらしだんごは甘くないしょうゆ味のシンプルなもの
だんごの味わいがよくわかります
高山の市内のだんご店が何軒もあるので、色々食べてみましたが、橋のそばの店がいちばんかな

CIMG3458.jpg
最近流行の飛騨牛のにぎり
どうせそれほどおいしくないだろうと思って食べましたが、驚きのおいしさ
軽くあぶっているので、肉のうまみがよくわかりました
お酢の利いたご飯との相性もバッチリ

CIMG3464.jpg
あまりに暑いのでカキ氷の写真です
飛騨高山ちとせのカキ氷
氷が、ふわふわなのになかなか溶けなくておいしいです



●ボタハイ通信
ボタハイの鳳凰三山、御坂山塊の両方とも催行予定です

テーマ : 食べ物の写真
ジャンル : 写真

tag : 飛騨高山 ちとせ みたらしだんご

井の頭公園のマヤラン

井の頭公園の花

 ちょこっと植物を撮影に行こうと思って、いい場所と植物はないでしょうか、と考えて井の頭公園マヤランを撮りに出かけました。しかし、ちょうどいいところにあったのは、蕾と花が終わった後の実の状態のものばかり。ちょうど空振りでした。しかし、今日も暑かったですね。暑すぎてちょっとバテちゃいました。

_MG_7343.jpg
マヤラン
私の育った六甲山の摩耶山で見つかった
腐生ランなので葉も葉緑素もない

_MG_7432_20130728002053.jpg
ヤブミョウガ
地味な植物であるが、こうして見るときれいです

_MG_7383.jpg
ノブキ
アップで見るととてもきれい

_MG_7247.jpg
ムラサキニガナの花

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : 井の頭公園 ムラサキニガナ ノブキ ヤブミョウガ マヤラン

メハジキ

メハジキ(Leonurus japonicus)
シソ科メハジキ

_MG_6844.jpg
メハジキの立派な株
花期には根生葉がない
全体に毛がある

_MG_6951.jpg
花のアップ
茎の断面は四角

_MG_6941.jpg
メハジキのガクには腺点がある
先端は鋭く尖る


 暑ーい、一日でした。なるべく涼しい午前中に多摩川に行って撮影していたのですが、それでも猛烈に暑く、汗が乾燥してシャリシャリになりました。今月はじめにメハジキの若い株を発見していて、これがそろそろいい感じになっているのでは、と思っていました。多摩川の川原に行くと・・・ありました。すくすくと成長して私の背よりも大きくなったメハジキです。ここまで大きいのは珍しいなあ、と思いながら撮影しました。ほかにもエノキグサなど地味な花を撮影して、昼過ぎに帰りました。




 午後には巣鴨へ。登山靴の専門店ゴローへ。ここでは古いタイプの登山靴の靴底の張替えをしてくれる。愛用のダナー社の登山靴、ダナーライトの靴底がだいぶ前に磨り減ってしまっていたので、張り替えてもらうために持って行きました。今回この靴の張替えは初めてですが、前の靴のときは何度もダナーライトの靴底の張替えをお願いしていました。
 「ダナーの靴底の素材が代わって、ちょっと難しいね」私の靴を見たゴローの職人さんが言いました。加水分解しやすい素材名のです。つまり張り替えても、靴底ごとはがれるという可能性があるとのことでした。仕方がないので、とにかくお願いして置いて帰りましたがどうなることやら。

テーマ : 多摩川
ジャンル : 写真

tag : 河原 メハジキ

 天気予報では今日は晴れの予報だったのに、昼過ぎまで雨が降ったりやんだり。蒸し暑い一日でした。
 夕方、町田市で行われた新井和也さんのお通夜に行き、献花してきました。大勢の人がきていました。宗教色のない献花スタイルでした。みなが心から若すぎる新井和也さんのご冥福をお祈りするいい開でした。
 その席で、古い知り合いにもひさしぶりにたくさん会いました。普段は(講座以外で)人に会うことの少ない私はなんだか疲れてしまいました。新井和也さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

_MG_8862_20130725233909.jpg
エルサレムにある樹齢1000年以上といわれるオリーブの古木

雨を避けて行った先は

関東甲信越の今日の天気予報は雨

 昨日から今朝早くまですっと悩んでいました。今日のNHK文化センター青山教室の講座「ゆっくり山歩き」も行き先をどうするか、という悩みです。なぜなら天気予報を見ると、今日行く予定だった長野県の北八ヶ岳にある北横岳が猛烈な雨に見舞われるという予定だったからです。この講座はツアーではありません。いかに山と自然を安全に楽しく登って下るか、そして自然と文化を深く知ることにあります。山頂を極めることが目的ではないのです。このため天気が悪ければ予定と別の場所へ行くこともOKなのです。
 今回は悩みました。天気が悪そうなことを予想できたので、最初は志賀高原の池めぐりに行くつもりでした。しかし、池めぐりとはいえ、大雨の中を歩くのはそれほど楽しい行為とも思えません。霧ヶ峰も花がよいとの情報でしたが、やはり天気が悪そうです。そこで、まず長野県方面に行くことはあきらめました。
 今度は場所の大幅な変更です。天気予報では関東南部が雨が降る時間が遅いので、天気はよさそうです。しかし高い山がなく、かなり暑そうです。そこで色々考えた末、今朝の6時30分になってやっとヤマユリが咲く箱根に行くことに決定しました。
 ここからは一気に行く手配をし、箱根に出発下のは7時15分。出発まで45分しかかかりませんでした。さて箱根はどうだったのでしょうか。結果からいうと、ほとんど雨に降られることもなく、花の多い、ハイキングになりました。もちろん少しは雨に降られました。しかし傘をさせば特に問題がない程度でした。帰りには小田原近くに下り、蒲鉾店のテラスで心地よい風に吹かれ、地ビールをいっぱい飲んで、とても幸せな気分になりました。急に眠くなりました。

_MG_6387.jpg
この時期の花といえばこのヤマユリ
咲いていると見えなくても香りで花の存在がわかります

_MG_6376_20130724222414.jpg
ヤマユリの香に誘われて

_MG_6363_20130724222410.jpg
ツチアケビ
これ以外にもラン科の植物も多くあります

_MG_6687_20130724222423.jpg
ヌマトラノオが満開です

_MG_6632.jpg
オオバノトンボソウもいい状態で咲いていました

テーマ : 山の花
ジャンル : 写真

tag : ヤマユリ ヌマトラノオ ツチアケビ

志賀高原の花

花たくさんの志賀高原

 NHK文化センター青山教室の講座で長野県の志賀高原に向かいました。夏の高山植物を見に行くためです。暑い東京を出発し、涼しい信州の高原へ。雨も降られず、気持ちのいい1日でした。山に登るのではなく、高原の池をつないで歩く山歩きです。コバノトンボソウ、ホソバキソチドリ、オニノヤガラなどたくさんのランに出会いました。もうひとつはギンリョウソウの実。そしてヒカリゴケ。美しい森。
 域には農産物直売所によって、箱入りのモモ(20個入りだったのでNHKの久徳さんと半分ずつ分けました)や丸ナスを買ってかえりました。ここの野菜と果物は新鮮でおいしくて、安くて最高です。


_MG_6058.jpg
タケシマランの実
まだ完熟ではないが真っ赤になっていた

_MG_6091.jpg
ギンリョウソウの実

_MG_6115.jpg
岩陰にはヒカリゴケが光っていた

_MG_6206.jpg
オニノヤガラ

テーマ : 高山植物
ジャンル : 写真

tag : 高原

アリノトウグサ

アリノトウグサ(Haloragis micrantha)

 花は2mm程度と小さい。この小さい花をアリに、草全体をアリの登る塔にたとえて付けられた名前。小さいけれども花はとてもきれいです。雄花と雌花がある。雌花は雄花よりももっと小さくて地味。葉は対生。アリノトウグサ科。

_MG_5626.jpg
アリノトウグサ
なんとも小さく地味な様子
これで花が満開なのです

_MG_5686.jpg
アリノトウグサの花穂
上が雄花、下がふたつが雌花

_MG_5655.jpg
アリノトウグサの雄花を拡大撮影

_MG_5798.jpg
この山からは渡良瀬川が眺められます

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : アリノトウグサ

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

06月 | 2013年07月 | 08月
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -


最新記事
プロフィール

高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード