野草の写真

 最近購入した新しいカメラEOS Mで、東京都内の公園で撮影。今の時期、公園をちょっと歩くだけで、たくさんの被写体に出合うことができます。新しいカメラは、デジタル写真のデータ処理をする映像ソフトが新しいので、少し色合いが違います。オートフォーカスのピント合わせも、植物対象では特に遅くは感じられません。むしろ正確で拡大した部分に合焦できてスムーズです。

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ドクダミ(Houttuynia cordata)
キットレンズの18-55mmISレンズの広角側で撮影

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帰化植物のウラジロチチコグサ(Gamochaeta coarctata)
いつもの100mmマクロISレンズで撮影

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オオバコ(Plantago asiatica) の花
超クローズアップレンズのMP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォトで撮影
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テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : 公園 ドクダミ ウラジロチチコグサ

ミミナグサ

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ミミナグサの花の先端の切れ込みは、オランダミミナグサより少し浅い 

 大急ぎでミミナグサの写真を撮影する必要があって、午前中八王子市の長池公園に行きました。ここでは、インターネットに花の情報を流しています。朝早くから仕事をしていて、もう9時です。時間は午前中しかないので許される時間は約3時間。往復に1時間以上かかるので現地滞在時間は45分程度。これで花を見つけて、撮影することができるのか?さらに昨日購入したキヤノンの小型ミラーレスカメラCanon EOS Mの練習も兼ねているという、恐ろしくタイトなスケジュールです。
 荷物をさっと担いで家を飛び出し、電車に飛び乗りました。運のいいことに、小田急の多摩線直行の多摩急行唐木田行きに飛び乗ることができました。多摩センターで京王線に乗り換え、バスで長池公園へ。この間乗り継ぎ時間も少なく、やたらとスムーズです。
 長池公園のビジターセンターの受付で「ミミナグサを探しているのですが?」と聞くと親切にも詳しい人を無線で呼び出してくれました「ミミナシグサ」を探している人がいるので、来て下さい。」いやいやミミナシグサ(耳無し草)ではなくて、ミミナグサ(耳菜草)です。とにかく、詳しい若い方がいらして、「ここの林でミミナグサの報告がありました。」と教えていただきました。長池公園のスタッフのみなさんありがとうございます。
 さて目的地を目指して歩き始めます。雑木林の丘を越えて、目的地の林まで・・・。途中、「カサコソ」と声がしたような気がしました。なんとなく引っ張られる感じです。こんなときは素直に直感に従います。時間が無くてもです。
 数歩、歩いたところで下を見ました。すると、なんとそこにミミナグサが生えていたのです。「あったー!」と喜ぶまもなくすぐに撮影です。EOS Mでも撮影し、もちろんいつもの5DMarkⅡでも撮影します。ミミナグサに呼ばれたような気がしました。
 バスの帰りの時間ギリギリまで撮影し、雑木林の中を走ってバス停に行くとちょうどバスがやってきました。京王線に乗って、多摩センター駅で京王から小田急に乗り換えます。走れば、またちょうど多摩急行に間に合いそうなので、猛然とダッシュ。何とか間に合いました。午後は打ち合わせ。
 とにかく今日も何とか一日が終わり。今週もあわただしく終わりました。

ミミナグサ(Cerastium fontanum . subsp. vulgare var. angustifolium)
ナデシコ科ミミナグサ属

 ミミナグサは帰化植物のオランダミミナグサに似ています。ミミナグサは茎が茶紫がかるのに対し、オランダミミナグサの茎は緑色。しかし、両方の植物とも変異が多く、これだけでは見分けられません。見分けるポイントはむしろ花茎です。ミミナグサは小花茎が5~15mmと長く、花が密集しないのが特徴です。それに対しオランダミミナグサは花が密集し、小花茎が短く、ほとんど見えません。花の付き方の印象が随分違い、茎の先端に付く花の塊がミミナグサがまばらで、オランダミミナグサは密集する感じです。

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少し終わりかけのミミナグサ
茎が紫褐色を帯びていないミミナグサ


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ミミナグサの蜜腺
花の根元にあります



Canon EOS M
Canon EF24mm F2.8 IS USMCanon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
Canon MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : 里山 ミミナグサ

1日パソコンに向かって

 1日中パソコンに向かって仕事をしていました。写真のチェックをしたり、調べ物を延々としていたり・・・。改めて自分の勉強不足を感じています。植物写真家は、写真の技術だけでなく、植物に対する知識が必要な仕事です。さらに美的感覚も必要なのです。いつも、いつまでも勉強です。
 そんなわけで今日は写真を撮っていませんので、昨日の写真です。

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ニオイタチツボスミレ(Viola obtusa)  
鍋割山を歩いていると、いくつものニオイタチツボスミレに出合いました
咲きたてのいい感じのニオイタチツボスミレです
早速、鼻を花に近づけてスッと香りをかいでみました
さわやかで甘く切ない香りが強くします

今回はNHK文化センターの講座です参加者が20名ほど
私が先頭を歩いていますので、多分今日このニオイタチツボスミレは初めて香りをかがれたと推測されます
「ニオイがわからなーい」という声がありました
20名近くの人々に香りを吸われた後で、もう一度ニオイタツツボスミレの花をかいでみました
すると、ほとんど香りがしません
あまり大勢に香りを吸い込まれると、だんだんニオイタチツボスミレも匂わなくなるようです
これはもう一度実験してみる必要があると思います

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

赤城山の鍋割山はツツジの花ずくし

赤城山鍋割山

 赤城山の鍋割山を縦走してきました。NHK文化センターの講座です。春から初夏に変わっていく美しい新緑の季節です。思ったよりも木の花は例年よりも早く進んでおり、ツツジはトウゴクツバツツジがもう終わり、ヤマツツジも山の下のほうではもう終わっていました。
 通常、鍋割山は姫百合駐車場から往復することが多いです。しかし今回は、鍋割山登頂後、鍋割山登山口まで下山するコースです。岩場もあり、なかなか変化に富んだコースです。ヤマツツジの花と、ズミの花がきれいでした。足元にはたくさんのサクラスミレ。とてもいい山歩きでした。

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ズミがいい香を出しながら咲いていました

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サクラスミレがたくさん咲いています
この山は本当にサクラスミレが多い山です

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鍋割山山頂に向けて高原を歩く

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ヤマツツジが満開です

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鍋割山山頂
広くて遠くまで展望がききます

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春の鍋割高原


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サラサドウダン

●カメラ:
CANON EOS 5D Mark2

●レンズ:
CANON EF100mm F2.8 L マクロ IS USM 
Canon EF40mm F2.8 STM
Canon TS-E24mm F3.5L 


大峰沼

 新緑美しき初夏の山を歩きました。NHK文化センター青山教室の「花歩き・山歩き」の講座です。群馬県北部みなかみ町の大峰沼。例年残雪が多い年だと、まだまだスミレが咲いている時期ですが、今年は雪が少なく、ほとんどスミレは咲いていませんでした。それでもスミレサイシンやオオタチツボスミレなどが咲いていました。
 近年、ここのエリアはヤマビルが増えてきたので、ヤマビル禁忌剤のヤマビルファイターを振りかけて出発です。ヤマビルは出てきました。けっこう排除しましたが、残念ながらふたりヤマビルにかまれてしまいました。自然相手なので仕方ありませんが・・・。

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大峰沼は新緑が美しい

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サワグルミの葉

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サクラスミレが咲いていました

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ヤマビルを避けるヤマビルファイター

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気持ち悪いので、見たい人は写真をクリックしてください
血を吸ってパンパンになったヤマビル

テーマ : 山の花
ジャンル : 写真

tag : 里山 サクラスミレ

打ち合わせで終わる

 今日も変な天気でした。一日が打ち合わせで終わりました。写真を撮っていないので、昨日残馬山で撮ったリョウブの新緑です。

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リョウブ

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

残馬山ハイキング

 昭文社の山と高原地図「赤城・皇海山・筑波山」の取材で群馬県の残馬山を歩いてきました。アカヤシオがきれいな山ですが、5月下旬ともなれば、トウゴクミツバツツジも終わり、ヤマツツジが咲いていただけでした。尾根上は乾いていて花が少ないのですが、上り下りではそこそこ花がありましたが、植物写真としての成果はあまりありませんでした。

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またまたヤマブキソウに会いました

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ヤマツツジもこの標高では盛りをちょっとすぎたくらいです

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帰りがけに大間々で食べたうどん三段もり
コシがあって、表面は柔らかくて手打ち独特の食感でおいしかったです

テーマ : 山の花
ジャンル : 写真

tag : 里山ヤマツツジ

オオバキスミレ

(オオバキスミレViola brevistipulata)

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 先日新潟で撮影したオオバキスミレです、よく見ると側弁の内側に短い毛があります。

●本日、以前ボタハイに参加されたTさんが結婚されました。おめでとうございます!末永くお幸せに!

テーマ : 花の写真
ジャンル : 写真

tag : 里山

色で見分け 五感で楽しむ 野草図鑑 高橋修著 ナツメ社 

色で見分け 五感で楽しむ 野草図鑑 高橋修著 ナツメ社 

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 以前ブログに書きましたが、この春「色で見分け 五感で楽しむ 野草図鑑 髙橋修著(ナツメ社)」を作りました。464種もの野草を写真で紹介した図鑑です。初心者向けに作ったつもりですが、だんだんマニアな作りになってしまい、植物の生態などに興味がある人なら誰でも楽しめる本になったような気がします。イネ科などあまりに地味な植物は載せておりません。 多くの種を紹介するページに「五感で楽む」コラムを書いています。匂いをかいだり、触ったりして、野外でそのまま遊べるコラムです。セリバヒエンソウ、ツタバウンランなど最近増えてきた帰化植物を掲載しています。 超クローズアップ写真も多数見られます。分類法はAPGⅢを使っています。監修は藤井伸二先生です。ナツメ社の梅津さん、編集の高野さんをはじめ、お世話になった皆様に感謝です。
 本全体で400ページもあり、野外に持っていくのはギリギリのサイズの高さ18.2cm、横幅11.7cm厚さ2cm、重さ約480g。  

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野草図鑑ではひとつの植物をふたつかみっつの写真を使って解説
コラム欄は生態や色々なことを書きました
本文は植物の特徴、見分け方から、名前の由来などが書かれています

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野草図鑑の頭に花色で見分けるインデックスがあります。

 「色で見分け 五感で楽しむ 野草図鑑」サイン本希望の方は

 高橋修のサイン入り「色で見分け 五感で楽しむ 野草図鑑」を送料、消費税込み1,400円期間限定販売いたします。
ご希望の方は、髙橋修までメールでご連絡ください。

メールは
findel□@gmail.com
□の部分に小文字角のnの文字を入れてください。
左にあるメールフォームからでもOKです。


●NKH文化センターの講座に参加の方はバスに本を持っていきます。

テーマ : 花の写真
ジャンル : 写真

ヤマグワ

ヤマグワ(Morus australis) 
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ヤマグワの実
白→赤→黒と色が変わり、黒くなったら食べごろです
毛がちょっと長いです


 小山田緑地では、ヤマグワが実っていました。食べごろまではもう少し。ふと思いだして、いただいたパキスタンのフンザ土産のドライフルーツを食べました。アンズの仁の部分、アンズの果肉、干しブドウ、そしてクワの実のドライフルーツです。なかなかおいしかったです。ありがとうございました。
 そういえば先日、新潟県三条市下田で買ってきたアスパラガスはとってもおいしかったです。細い雄株はワイルドで味が濃く、太い朝摘みのアスパラガスの雌株はとろける甘さでした。棚田米の玄米も買いましたが、これまたおいしい。タケノコも新鮮でした。もっと色々買えばよかったです。


●ボタハイ通信  6月6日のヒメシャガボタハイはも、ともとの予定通り、ロープウェイ乗り場集合にします。
 各自で新幹線の手配をして下さい。

テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : 里山 ヤマグワ

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プロフィール

高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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