北岳

これから、南アルプスの北岳に登ります。天気がよいといいのですが。
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ハクサンオミナエシ(Patrinia triloba . var. triloba)とキンレイカの見分け方

ハクサンオミナエシ(Patrinia triloba . var. triloba) 

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ハクサンオミナエシ
高峰高原の岩場に多い


 高峰高原で咲いていたのはすべてハクサンオミナエシでした。
オミナエシ科オミナエシ属で、産地の岩場などに生えます。
オミナエシに比べるとはるかに小さいです。
よく似た花にキンレイカがあります。

ハクサンオミナエシキンレイカの見分け方  
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ハクサンオミナエシの距は短く、少し丸く飛び出す程度

  ハクサンオミナエシ(別名コキンレイカ)は、キンレイカによく似ています。
この2種類を見分けるポイントは小花の下部にある距です。
距が短く丸いのがハクサンオミナエシ、距が長く伸びるのはキンレイカです。
ハクサンオミナエシの別名はコキンレカ
ちょっとややこしいですね。

●明日から出かけますので、ブログ更新できないかもしれません

テーマ : 高山植物
ジャンル : 写真

tag : ハクサンオミナエシ キンレイカ

ヒマラヤザクラ

 代々木公園のヒトスジシマカがデング熱を媒介したとのこと。
家の近くのことなので、けっこう心配です。
熱帯の病気なのですが・・・。
ヒトスジシマカは白黒のまだらの少し大きめの蚊です。
今年は蚊が多く、家の中にいても何回か刺されました。
いやいや困ったものです。


ヒマラヤザクラ(Prunus cerasoides) 

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ヒマラヤザクラ

 アルパインツアーのツアーが決まりました。
すでに5名ほどお申し込みをいただいております。
ヒマラヤザクラ(Prunus cerasoides)は、ヒマラヤの南面の標高1200~2000m辺りに生える。
花期は乾季の始まりの11月中旬。
雲の少ない青空の下に咲くサクラです。
主に常緑広葉樹の林の中に咲き、周りを囲まれると、細い樹形になります。
花はオオヤマザクラ程度に大きく、花色は濃いピンク色です。
パラパラと花びらが落ちることは無く、花はサクラとしては長期間咲きます。
受粉は、メジロのような小型の鳥が行うようです。
●ウィキペディアでは花期は「1月から2月」となっていますが間違いです。

 今回のツアーでは、ヒマラヤザクラと、ネパール南部の国立公園に行って、野生動物サファリをします。
サファリはインドゾウに乗って行い、インドサイやベンガルトラなどを探します。
移動途中にサラノキの林を抜けます。

 ミニ・トレッキングはヒマラヤ山中とは思えない高級ロッジに宿泊します。
歩くコースは、有名トレッキングコースでは無く、今は穴場となったのんびりした山道です。
ヒマラヤとヒマラヤザクラを見ながら、昔と変わらない山村を歩きます。

日程など詳しいことは、アルパインツアーのホームページを参照ください。
ヒマラヤザクラツアーはここをクリック

花いっぱい高峰高原

花いっぱい高峰高原

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霧の池の平湿原
アキノキリンソウが満開です


 雨が心配されていた高峰高原(2014.08.27)ですが、まったく雨に降られずに、のんびり歩くことができました。
NHK文化センター青山教室の「関東ゆっくり山歩き」の講座です。
今回は参加者が少なかったのは残念ですが、花いっぱいの山で、い山歩きになりました。

 新宿は雨。関越道から上信越道に入っても、山は暗い雲に覆われていました。
とりあえず行ってみよう、とバスで山に上がりました。
山上に上がると案外明るいのです。
雨具を着ないで歩き始めました。
池の平湿原に出たところで、早速ランチにします。

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マツムシソウ(Scabiosa japonica)
マツムシソウの群落

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マツムシソウ
頭花は外側と中央部の2方向から咲き始める


 すばらしい、お花畑でした。
雨は結局一滴も降りませんでした。
マツムシソウ、アキノキリンソウ、キリンソウ、マルバダケブキ、ウスユキソウシャジクソウコオニユリ
ハクサンフウロ、ヨツバヒヨドリ、ウメバッチソウ、オヤマリンドウ、エゾリンドウ、イワインチン、
ウスユキソウ、ハクサンオミナエシ、タチコゴメグサ、ゴマナ、ハナイカリなどの花が咲いています。
山道は緩やかで、歩きやすいルートです。

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シャジクソウ(Trifolium lupinaster)
葉が車軸状に輪生する
マメ科シャジクソウ

 池の平湿原を抜け、三方ヶ峰へ。
花はほとんど終わってしまったコマクサを見て、見晴岳まで登りました。
残念ながら、見晴岳の見晴らしはあまりありませんでした。
深い針葉樹の森を抜けて、駐車場に戻りました。
いい山でした。

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ウスユキソウ(Leontopodium japonicum)
この山にあるのはみなウスユキソウ
咲きたてはとてもきれいです
花びらのような白いものは、葉の上に白い綿毛が生えたもの

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コオニユリLilium leichtlinii f. pseudotigrinum
葉が細く、茎から輪生しない
輪生するクルマユリはもう花が終わって果実になっていました

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「山歩き」のグループなので、本来はすたすた歩くのですが・・・
今日はのんびりお花を見ました

Canon EOS 5D Mark II
Canon EF24mm F2.8 IS USM
Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
Canon MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト
Canon EF40mm F2.8 STM

テーマ : 高山植物
ジャンル : 写真

tag : コオニユリ ウスユキソウ シャジクソウ マツムシソウ

晩夏の沼ッ原湿原

晩夏の沼ッ原湿原

 NHK文化センター青山教室の講座で沼ッ原湿原に行きました。
沼ッ原は栃木県の那須連峰西南部の山麓にある湿原です。
あまり大きな湿原ではないのですが、なかなか植物が多く、楽しい山歩きでした。

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花々に彩られた沼ッ原湿原の木道

心配していた雨は、まあけっこう降られましたが、特に問題ない程度でした。
咲いていたのは、サワギキョウ、エゾリンドウ、アキノキリンソウ、エゾシロネ、キンミズヒキ
ノダケ、ノコギリソウ、ゴマナ、アケボノソウなどなど。
帰りには那須の道の駅にて、ナスをたくさん買いました。
いい一日でした。

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タムラソウ(Serratula coronata subsp. insularis)
アザミに似ているが、刺がない

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サワギキョウ(Lobelia sessilifolia)
湿原、湿地に入る

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キンミズヒキ(Agrimonia pilosa var. japonica)
黄色の花が集まる
果実はかぎがあり「ひっつき虫」になる


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オオカメノキ(Viburnum furcatum)





テーマ : 高山植物
ジャンル : 写真

tag : サワギキョウ 沼ッ原 キンミズヒキ タムラソウ

オオブタクサ(Ambrosia trifida)

オオブタクサ(Ambrosia trifida ) 

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オオブタクサ

 別名クワモドキ。オオブタクサは北アメリカ原産の帰化植物。草丈3mにもなる。花粉症の原因になる。

テーマ : 多摩川
ジャンル : 写真

tag : オオブタクサ クワクサ

多摩川梨

多摩川梨

 多摩川の植物の撮影を兼ねて、多摩川梨を買いに行きました。
多摩川梨とは、神奈川県の川崎市北部、南武線の登戸から稲田堤辺りのエリアで作付けられているブランド梨のこと。
品種ではなく、このエリアで作られた梨が「多摩川梨」と名乗ることができるのです。
このため8月はじめの「幸水」から始まり、今は「豊水」の走りの時期です。

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たわわに実った多摩川梨
品種は豊水です


 ナシが特に好きな果物です。
幸水、長十郎など、色々な品種がありますが、どれも好きですね。
多摩川梨は規模が小さい農家が多いので作った方が売っていたりしています。
路上で出店を出して、半寝で暇そうにしていたおじさんに、色々お話を聞きました。
ナシは水はけのよい場所を好むので、もともと河原だったこのエリアがナシの栽培に適しているとのことです。

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多摩川梨の名前がプリントされた袋に詰まったナシ

 前から、多摩川梨が好きだったのですが、今回食べてよく分かりました。
やっぱりナシはおいしいです。
特にもぎたてのナシはみずみしくて、もう最高です。
安いものは5個300円から、高いものは2個1000円(ただし特大)まで、お値段は色々。
全部で6Kg近くザックに入れて帰りました。

ところで撮影は・・・。
対岸の調布で花火大会があるということで、場所取りと、昼間から大勢の人とで、あまり撮影できませんでした。
とほほ・・・。

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アメリカタカサブロウ

テーマ : 多摩川
ジャンル : 写真

ヨツバヒヨドリ (Eupatorium glehnii)

 残暑厳しき毎日ですが、今日は曇りがちで、あまり暑くはありませんでしたね。
午後は神保町に行って買い物をしていたら1日が終わってしまいました。
最初は古書店で、植物関係の本を探しました。
ラフレシア関係の資料を見つけました。
さらにサカイヤスポーツで山道具のチェック。 
欲しいものはありませんでした。


ヨツバヒヨドリ (Eupatorium glehnii)
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苗場山の山麓に咲いていたヨツバヒヨドリ
茎から葉がよっつ出ているのでヨツバヒヨドリ
晩夏の高原に咲く、草丈1m以上になる大型の草
キク科ヒヨドリバナ属

テーマ : 高山植物
ジャンル : 写真

tag : ヨツバヒヨドリ

苗場山2日目

苗場山の朝

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久しぶりに晴れた苗場山の朝
遠くに見えるのは八ヶ岳でしょう


 苗場山頂ヒュッテで目が覚めると、5時30分。
もう外は明るくなっています。そろそろ湿原に光がはいるだろうと思って、外に出ました。
ヒマラヤン・ブルーに近い深い青色の空。八ヶ岳、妙高、浅間山などの山々の展望がすばらしい。

 やったー!思わず、声に出てしまいました。山頂湿原の緑が、斜光線で美しい陰陽に彩られています。
ばかみたいにパシャパシャとシャッターを押し続けました。
「なんて、美しいんだ」あまりのすばらしい光景に、かなりの興奮状態に陥ってしまいました。
「あれ?もうおしまい?」2本めの電池が、電池切れ間近を示しています。
電池を入れ替え、もう少し撮影。おっと、
朝ごはんの時間(6時)です。

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苗場山山頂湿原の池溏に映る青空と雲
この写真を何枚撮ったことか・・


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苗場山の木道の写真も好きです
朝日の斜光線に輝く



 朝食後も、もう少し山頂湿原を歩いて撮影を続けます。
誰一人いない、苗場山山頂湿原は、涼しくて気持ちよくいつまでも、ここにいていたいです。
東京は暑い日が続いており、いやな感じです。
しかし、デジカメのバッテリーがそれを許しませんでした。
「そろそろ下らないと撮影できなくなります。」とデジカメに言われてしまい、しぶしぶ山を下ることにしました。
 登ったのと同じ道を下ります。

 帰りに撮ろうと思っていた植物も、電池が今にもなくなりそうであまり撮影する気になりません。
バッテリーをだましだまし撮影しながら下りました。
こうなると本気で撮影できないので、つまりません。
仕方がないので脇見をしないように歩き続けました。

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もうほとんど終わっていますが、
ワタスゲの果実がふわふわ揺れていました


 あまり写真を撮らないと、歩くのは早いのです。 
昼過ぎには下山してしまいました。
こんな時間にエアコンの壊れた車に乗って帰るのはばかげています。
少し車で下った村にある街道の湯という日帰り温泉施設で汗まみれの体を洗って、越後湯沢のスーパーマーケットで野菜を買って帰りました。
ここだけで作られている「かぐらなんばん」というピーマンのようなトウガラシも購入。
ホクホクして帰りました。

 しかし、途中で関越が渋滞し始めていました。
もう少し早く帰ったほうが楽でした。
エアコンなしでも走っていれば、けっこう快適なのですから。

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クロヅル(Tripterygium regelii )
ニシキギ科クロヅル属のつる植物
花は地味だが、翼のある実は目立つ
主に日本海側に分布



Canon EOS-M
Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
Canon EF-M18-55mm f/3.5-5.6 IS STM

テーマ : 高山植物
ジャンル : 写真

tag : 苗場山 クロヅル

苗場山

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広い苗場山山頂の空
青い空、白い雲

苗場山1日目

 苗場山は信越国境の山です。広大な山頂は台地上になっており、日本とは思えないほどの広大な湿原が広がる、高山植物の楽園です。本当はもう少し前のキンコウカの咲くころに行きたかったのですが、天気が悪かったり、予定が入っていたりして、なかなか行くことができませんでした。
 それでも、たくさんの高山植物と高山風景の撮影をしました。実はもっとじっくり撮影したかったのですが、全部でみっつ持っていったデジカメの電池をすべて使い切ってしまい、これ以上撮影できなかったのです。今回の苗場山は、それほど美しく花の多い山でした。いえ、白馬岳のようにお花畑があるわけではないのです。でも、地味ですが、趣のある植物がたくさんあるのです。
 歩き始めは、関東からのアプローチがよい、越後湯沢側の祓川口から。かぐらスキー場のゲレンデを歩きます。ここではヤマハハコ、ヤナギランがきれいに咲いています。ブナの森に入ると、足元は石ばかりになります。汗がポタポタと流れ続けました。苗場山は火山なので、岩がない場所は泥でぬかるみがあります。このあたりは、花は少ないのですが、美しい森です。下ノ芝から湿原性高山植物が出てきました。キンコウカは終わりかけで、イワショウブが咲き始めていました。写真を撮りながら、とにかくどんどん標高を上げていきます。神楽峰あたりで、タテヤマウツボグサの群落を見て、お花畑に下ります。途中の雷清水の湧き水は冷たくて、キレのあるおいしい水です。お花畑では、多くの高山植物は花盛りを過ぎていましたが、チシマキンレイカやホソバコゴメグサが満開です。ここまでの登りで撮影しすぎて、時間をかけすぎてしまったので、山小屋に着く時間が気になっています。かすかではありますが、ゴロゴロという遠雷も気になります。猛烈な急坂です。少し急いで、ただぐんぐんと高度を稼ぎました。
 ふわっと、急に視界が広がり、勾配がなくなり、木道が現れ、周囲は広々とした草地になりました。ここは苗場山の山頂湿原の始まりです。4時過ぎに苗場山頂ヒュッテに到着。登山靴の靴紐を解きました。
 夕食は6時。時間があるので、まずビールを1杯飲んでから、少し湿原を散策。誰もいない広々とした湿原は、涼しい風がやさしく吹いています。なんという心地よさ。やっぱり山は最高です。この時期、湿原の花は少ないですが、のんびり過ごしました。気がつくともう夕食時間(6時)です。宿泊者は多くなく、今日はカレーでなくて野菜も多く栄養バランスがよい定食です。豚汁がなぜかとてもおいしく感じられました。食後は同宿の方と少しお話をして、ぐっすり寝てしまいました。苗場山頂ヒュッテはいい山小屋です。

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ヤマハハコ(Anaphalis margaritacea subsp. margaritacea)
登山口近くに咲いていたヤマハハコ(ホソバヤマハハコ)
咲きたてで美しい
平凡社の「日本の野生植物」に書かれている分布域ではヤマハハコになるが、
葉が幅6mm程度しかなく、幅広のものはまったくない
葉の表面にも白い綿毛が生えていてホソバヤマハハコ(Anaphalis margaritacea var. angustifolia)と考えられる
しかし、まだよく分かりませんので、もっと調査が必要でしょう

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近年、新潟側の登山道は整備が進み、歩きやすくなった
木道もよい

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ミヤママタタビ
そろそろ食べごろ

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タテヤマウツボグサ(Prunella prunelliformis)
タテヤマウツボグサは北アルプスでは珍しいが、苗場山にはたくさんある
葉柄がないのが見分けるポイント
ウツボグサよりタテヤマウツボグサのほうが花は大きい
ウツボグサにははっきり葉柄がある

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池に倒影する雲
こんな景色が苗場山の特長

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苗場山頂ヒュッテ(苗場山自然体験交流センター)の夕食
栄養のバランスもよく、おいしくいただきました
写真ではうまく撮れませんでしたが・・・
豚汁おいしかったです

Canon EOS-M
Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
Canon EF-M18-55mm f/3.5-5.6 IS STM

●ボタハイ通信 北岳ボタハイは催行予定です。

テーマ : 高山植物
ジャンル : 写真

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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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