高草山をスミレの山に認定

高草山はスミレの名山

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高草山は春の息吹で一杯です

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新幹線や太平洋まで眺めもよろしい


 焼津の裏山の高草山という山は、関東ではあまり有名ではない山ですが、静岡の人には昔から愛されている山のようです。標高は500mちょっとですが、標高15mくらいのところから歩き始めるので、往復するとちょっときつい山です。
 昨日と今日と、二日連続で山歩きをしました。一日置いてその前の日も高尾には行っているので4日で3日スミレを撮りに行っていることになります。ずいぶん花の撮影に飢えていたような気がします。ここ数ヶ月冬眠していたのが、急にえさをとり始めたクマのような感じかも知れません。
 さて、高草山のスミレといえば、全山で見られるナガバノタチツボスミレ。関東ではほとんど見られず、静岡県から九州までが分布の中心。関東に住んでいるとなかなか見られない憧れのスミレです。その名の通り、葉が長くなるのが特徴です。しかし花の時期に多い根元から出る葉はタチツボスミレと見分けができないくらいそっくりのハート型のものもあります。茎から出る葉も春には長くはありませんが、先端がつまんだように突き出しすものが多いようです。
 ナガバノタチツボスミレだけではありません。小見ただけでもタチツボスミレ、コスミレ、ヒメスミレ、エイザンスミレ、ニオイタチツボスミレ、キスミレなど、たくさんのスミレが見られました。又どれらのスミレの株がみな見事なのです。スミレの種類、数、形。どれをとってもスミレ好きには申し分ない山なので、高草山をスミレ山と認定します。

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エイザンスミレも数は少なかったですが、よく咲いていました


ナガバノタチツボスミレとタチツボスミレの見分け方

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ナガバノタチツボスミレ(Viola ovato-oblonga)で花色が薄いタイプ
高草山はこのタイプが多かった



 タチツボスミレとナガバノタチツボスミレの見分け方の最大のポイントは、長く伸びる葉です。しかし、ナガバノタチツモスミレの咲き始めのころは、タチツボスミレそっくりな葉をしていることもあり見分けるのは難しいこともあります。こんなときに注意するのは、茎に付く小さな托葉です。ナガバノタチツボスミレの托葉は、深く大きく切れ込みます。それに対しタチツボスミレは浅く櫛の歯上で細い感じです。見慣れないとなかなか差がわかりにくいと思いますので、スミレをたくさん見ておくのが大事です。

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ナガバノタチツボシミレの花のアップ
側弁の付け根に毛はない

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このぐらい葉が長いとわかりやすい

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タチツボスミレと区別ができないようなナガバノタチツモスミレの葉

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ナガバノタチツボスミレの鋸歯の切れ込みは深くて荒い
タチツボスミレだと少市浅く、細かい
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テーマ : 里山の植物
ジャンル : 写真

tag : 里山 ナガバノタチツボスミレ

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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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