涼しい赤城山に咲くカリガネソウ

赤城山の花

 そろそろ、山に行かないと昭文社の「山と高原地図」の取材が終わりません。そう思って今日は赤城山に行きました。赤城山は来るまで標高1,300m程度のところまで上がることができ、暑いアプローチを避けることができるのです。
 ここで見たのはカリガネソウ。それほど珍しい植物ではありませんが、あまり多い植物でもありません。

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赤城山の美しい午後の光に輝く緑


カリガネソウ(Tripora divaricata)

 カリガネソウはシソ科(クマツヅラ科と最初書きましたが最新の分類ではシソ科ですので訂正します)、カリガネソウ属の植物。花の形を鳥のガン(古名カリガネ)に見立てて名前が付きました。草丈が、1m以上もある大型の草です。花の高さはシベまで入れると5cm近くになり、あす。カリガネソウの花の形は、羽を広げた鳥のようで、雄しべと雌しべがガンの首のようです。
 花にはたくさんのマルハナバチが飛来していました。カリガネソウの花にマルハナバチが止まると、その重みで大きく花が垂れ下がります。その時に花粉がマルハナバチに付いたり、またマルハナバチの体に付いた雌しべに花粉が雌しべに付いたり。あの花の形が花粉の受け渡しが効率的に行われているようです。
 花以外でカリガネソウの特徴のひとつはは不思議なにおいです。安物のソーセージのような肉質のにおいです。人によっては別のにおいと思うかもしれません。

●追記:カリガネソウは以前の分類ではクマツヅラ科だったので、うっかりクマツヅラ科と書いてしまいましたが、最新の分類ではシソ科です。このことをメールにて指摘いただき、文章を直しました。メールをいただいた方に感謝申し上げます。ありがとうございました。なお、植物の分類は主に「植物分類表 大場秀章編著 アボック社」を参考にしています。今回の問題は、この本を引かずに書いてしまったことに起因します。2013.0.18

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カリガネソウ
草としてはかなり頑丈

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美しいカーーブを下雄しべ雌しべが特徴
カリガネソウらしい

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カリガネソウの下の部分の点々が昆虫野目印になる

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カリガネソウの花はマルハナバチの重さで大きく下を向く
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テーマ : 山の花
ジャンル : 写真

tag : 赤城山 カリガネソウ

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No title

私が初めてカリガネソウを見たのが赤城山でした。
臭いはいただけませんが花は大好きです。

12日にちょっと赤城山に寄って見ました。レンゲショウマが咲き出してしました。

カリガネソウ

やまそだちさん

コメントありがとうございます。
私がカリガネソウを見たのは関西だったと思います。
初めて見たときはあまりよく見るチャンスがなかったので、久しぶりにゆっくり見ることができました。
カリガネソウの花はかわいいから私も好きです。
立体的で撮影するのには苦労しますが。

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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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