アタカマ砂漠の花 スキタントス アクツス(Skytanthus acutus)

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アタカマ砂漠の花 
スキタントス アクツス
(Skytanthus acutus)
バックはパタデグアナコのお花畑

スキタントス アクツス(Skytanthus acutus)
キョウチクトウ科スキタントス
スペイン語ではCERUNO DE CABRA クエルノ デ カブラ(羊の角)

黄色い花とくるくるとコイル型の果実が特徴の植物。
花はとても、甘くてよい香りがします。
常緑広葉樹。
日本の高山帯のハイマツのように地面を這って伸びます。
この木が生えると、砂が風で飛ばされないので、小さな丘ができます。
足元のギャップには、コイル状の形状をした果実が転がっています。
風で少し転がることができます。
多くのキョウチクトウ科の植物は、
果実の中にある綿毛で飛んで種子を散布します。
風が強いアタカマ砂漠では、風に飛ばされると、
どこまで飛ばされるか分からない上、
植物が生育可能な環境に飛ばされる可能性が非常に小さいのです。
重い果実に入ったまま転がれば、
地面の割れ目やギャップなど、水分が豊富な場所に転がることができます。

キョウチクトウ科の植物は、2本の角のような形の果実をつけます。
スキタントス アクツスは、この果実が乾燥すると木質化し、
螺旋状に塊、最終的にコイル(バネ)のような形になります。
なかなかおもしろい生態の植物です。

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アタカマ砂漠のかなり乾燥した場所にも点々と生える
スキタントス アクツス(Skytanthus acutus)
木の直径は最大3m程度になる

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キョウチクトウ科らしい花の構造
花は甘くよい香りがする
直径4~5cm

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熟した果実は黒く木質化する
色々な形があるが、基本は螺旋だ

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スキタントス アクツス(Skytanthus acutus)の若い果実
まだ螺旋状に丸くなっていない
ここから果実がくるくる回る

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テーマ : 世界の植物
ジャンル : 写真

tag : アタカマ砂漠 スキタントス アクツス

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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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