シンガポール2日目 ブキ・ティマ

シンガポール2日目 ブキ・ティマ

シンガポール2日目の午前中は、
まずブキ・ティマへ。
ここはシンガポール最高峰があります。
2次林ですが、自然状態はよく、
美しい熱帯雨林です。

去年の秋に、このエリアに入場ができるようになったため、
たくさんの地元シンガポール人であふれていた。
林の中は花は少なかったものの、少しは楽しめました。

山頂は広場になっています。
展望も何もないですが、
なかなかいい感じです。

ここで一番おもしろかったのはグネツム
グネツムは日本ではあまりなじみのない植物ですが、
植物の進化を考えるのに非常な重要な植物です。

裸子植物の多くが風媒花ですが、
このグネツムは虫媒花。
裸子植物と被子植物の橋渡しになるような
裸子植物なのです。
ちなみにグネツムというのは属名です。
恐竜が地球を闊歩していた時代は
裸子植物が繁栄していた時代でもあり、
そのころ世界中に大繁茂した植物です。

このグネツムの実は食べられます。
イチョウの実のギンナンが食べられるようなものです。
固い殻を割って中の胚乳をつぶして、
油げ揚げたチップを食べるのです。
袋詰めで売られています。
食べてみましたが、まあおいしいです。
苦みを感じる人もいるようですが、
私はパリパリおいしく食べられました。

IMG_2220404.jpg
ブキ・ティマの入口
大勢の中国系が一番多いですが、マレー系、インド系の
シンガポール人が人気です。
けっこうハイキングっぽい恰好をしています。
高尾山みたいな感じ?


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グネツムのチップ
上に置いているオレンジ色は皮つきで、
灰色は皮をむいたもの
固い皮の下に、食べられる部分があります。
チップは薄い塩味。
変な味付けがないのがいいですね。
Belinjauという名前で売られています。

IMG_2220435.jpg
グネモン・グネツム(Gnetum gnemon)
グネモンノキともいうらしい。
よく果実がなっています。
裸子植物っぽくないグネツムの葉。
やはり、被子植物に近いですね。

IMG_2220433.jpg
グネモン・グネツムの幹
妙な枝の跡の模様が目立ちます。
グネツムを見られてよかったなあ。

17-02-26_Singapore_02374.jpg
山頂には花も咲いていました。
シンガポール・ロードデンドロン(Melastoma malabathricum)
と英名が付いている植物です。
ロードデンドロンはツツジのことですが、
この植物はノボタンの仲間です。

17-02-26_Singapore_02305.jpg

Scorpion's Tail スコーピオンズテイル(英名)
(Pentapharamataceae)学名
ユガミウチワ科の植物
花穂の長さは5~6㎝。
草丈30㎝。
シンガポール周辺にしかない植物。
ユガミウチワ科って言葉も初めて知りました。

IMG_2220565.jpg
公園のように整備されている
ブキ・ティマの山頂。
シンガポール最高峰だ!
標高163.6mしかありませんが!
ここからさっさと下りました。
まだ昼ごはん前です。

また行ってみたいなあ、ブキ・ティマ
シンガポールに行ったらブキ・ティマです。



 小人になって花探検Ⅱ
今、写真展をやっています。
3月4日、5日の午後には写真展会場
に行く予定です。
はがき114442
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テーマ : 世界の植物
ジャンル : 写真

tag : ブキ・ティマ グネツム

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こんばんは

本日伺った「緑の惑星」人です。
とても興味深く、いい勉強になりました。
なんか初対面なのに色々なことまで伺ってすみませんでした。
でも撮影の秘訣など色々お聞きできて幸いです。ありがとうございました。
写真の基礎がしっかりないまま自己流っていうのはダメですね。
色々もっと撮影法にチャレンジしてみます。
(私のブログに早速リンクを貼らさせていただきました)

Re: こんばんは

「緑の惑星」様

本日は「小人になって花探検Ⅱ」にお越しいただきまことにありがとうございました。
何か感じることがあったのであればたいへんうれしいです。
「緑の惑星」拝見しました。
きれいでおもしろい目線の撮影ですね。
また何か質問があればしてください。

高橋
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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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