ヨウラクツツジ 九重山

ヨウラクツツジ
(Rhododendron kroniae )


日付が変わった今日、やっと九重山から帰ってきました。
1泊2日でしたが早朝から深夜まで目いっぱい動きました。
時間をいっぱい使って、山も3山登ったので、今日は筋肉痛です。
でも、充実した二日間でした。

今回の撮影旅行の目的がこのヨウラクツツジ
関東の花好きにはあまり知られていない植物ですが、
ツツジ科ツツジ属の中でも特に気になっていた花です。
何とか自生地情報を得ましたが、
ピンポイントの情報ではなく、必死で探しました。
すると、ありましたありましたヨウラクツツジ
ヨウラクツツジとの最初の出会いは感動でした。
もう暗くなりかけていた山で、
人があまり入らない登山道に入り、
急坂をしばらく歩くと、足元に一本だけ咲いていました。
周囲はツクシドウダンのトンネルです。

個性的な釣鐘型。
濃い紅紫の花色。
ちょっと変わった花色です。

ヨウラクツツジの木は高さ1m程度の落葉樹。
大分と熊本県境にある九重山の山地で、
ミヤマキリシマの咲くころに咲いています。
ヨウラクツツジの花冠は長さ1㎝。
花冠の先端は4裂、まれに5裂、花は濃紅紫。
枝からたくさんの花を下向きに咲かせます。
縁には腺毛が生えています。

ヨウラクツツジの葉裏は粉白色を帯びていて、
風がふいたり、下から見上げると、
白っぽく見える。

ヨウラクツツジの名前の由来は、
沢山の花が垂れ下がって咲くようすを
仏具の瓔珞のたとえたもの。
瓔珞は仏像の胸飾りや、
寺の吊り下げる装飾に使われています。

九州中北部(熊本、宮崎、大分県)に分布。
山地の岩場や林の下にあります。
ヨウラクツツジはツクシドウダンやベニドウダンが
生えている近くに生えていることが多かったです。
尾根上や岩場などで
あまり日当たりが多くない場所に生えていました。

17-06-17_kujyusan-oita_00263.jpg
ヨウラクツツジの花のアップ
沢山ぶら下がって咲いていました。
ヨウラクツツジの花は満開です。
蕾は青みがかっています。
2017.6月15日撮影

17-06-17_kujyusan-oita_00312.jpg
ヨウラクツツジの花のアップ
変形壺型の花
花冠の内側に白い細毛が生えています


17-06-17_kujyusan-oita_00431.jpg
ヨウラクツツジの花のアップ
ヨウラクツツジの花には粉白色を帯びています
触ると取れます。
萼片には腺毛が生える
花の中を撮影すると、
大きな蜜の球が見えました。
ヨウラクツツジの花冠は4裂のものが多いですが、
かなりの確率で5裂のものが見られます。

17-06-17_kujudaisensan-oita_00365.jpg
ヨウラクツツジ
花柄にも腺手があります


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ジャンル : 写真

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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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