紅葉と草もみじの苗場山

苗場の紅葉

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苗場下田代湿原の草もみじ
草だけでは単調なので、紅葉していたナナカマドも配した
奥に少しミネカエデの黄色とオオシラビソの緑も混ぜてアクセントに


 秋の。それも景色がよく、湿原があったり、落葉広葉樹があったりすれば極上です。さらに頂に心地よく過ごせる小屋があればさらによし。そんな夢のようなが、苗場山です。花の名山としても知られていますが、紅葉の時期もいいのです。長野県と新潟県の県境にあり、行きは越後湯沢から、下りは秋山郷に下りました。

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中田代からアブラツツジとサラサドウダンの紅葉を見下ろす
広角レンズを使ってf11まで絞り、ピントが奥まで逢うように撮影



 今回は写真講座ボタハイ(ボタニカル・ハイキング)の講師として歩きました。ボタハイは植物撮影講座ですが、自然観察講座でもあります。参加者は5名。JR越後湯沢駅に集合して、タクシーに乗って出発します。
 登山口の和田小屋に到着すると、ずいぶん強い風が吹き、寒いくらいです。ゆっくり歩き始めると、最初は緑緑していた木々も、標高を上げるにつれてだんだん赤や黄色に色づいてします。明るい秋の日差しがさして、黄色いミネカエデのトンネルを通っていると、全身が黄色に染まってしまいそうです。上ばかり見ていられないのは、苗場山は火山なので、濡れているとヌルヌルで滑りやすいからです。
 下田代に到着。今日初めての湿原です。草もみじがちょうどよい感じで、輝いています。アブラツツジやサラサドウダンの紅葉が絨毯のように広がり、草もみじの黄色と青空とのコントラストがすばらしいです。ここまで写真休憩ばかりでなかなか進みません。それくらい綺麗な秋の景色が次々と現れるのです。
 とにかく写真を撮りながらもゆっくり歩き続け、神楽峰に到着。さらに、雷清水、お花畑まで下ります。お花畑に下ると、突然半場が現れました。登山道整備用の小屋が建っています。2か月の工事用の小屋のようです。花が多い場所なのですが踏みにじられていて残念です。
 ここから苗場山までが最後の登りで一番きつい部分です。さっきまで歩いていた場所が真下に見えます。岩場をヨイショ、と上がります。
 突然、霧が出てきました。山の天気はいつも急に変わります。山頂湿原に出たときには、周囲は霧の中。それほど濃い霧ではありませんが、あまり遠くまで見渡せません。初めて苗場山に来た方は、「苗場山はこんな所」と思ってしまうに違いありません。
 木道を抜けて、苗場山山頂に。以前あった山小屋、遊仙閣が跡かたも無く片づけられていました。なんだかちょっと悲しい気分。
山頂から数分で苗場山頂ヒュッテに到着です。もう4時30分。のんびりしすぎました。山小屋は思ったよりも混んでいて、30人弱。それでも山小屋は広いので快適です。小屋の管理人さんとしばらくお話をしました。山ガールはまったく苗場山には来ていないとのこと。夕食は定番のカレー。お代わり自由な手作りカレーです。ついついお代わりしてしまいます。後は寝るだけ。山小屋は何もない場所で、それが快適。


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紅葉と草もみじをバックにのんびりと
空をたくさん入れて、秋空の雰囲気と解放感を出す


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サラサドウダンの紅葉
逆光で明るく


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山の彼方のダケカンバ
白い幹が踊るようでした


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山頂湿原は霧の中
霧でもどんどん撮影
霧には、霧の山のよさがあります


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山頂の遊仙閣跡
ちょっとがっかり

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名物カレー
おいしいです

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翌朝はピーカンに晴れわたりました


●カメラ:
CANON EOS 5D Mark2
●レンズ:
CANON EF100mm F2.8 L マクロ IS USM 
Carl Zeiss Distagon T* 28mm F2.8 (MM)
シグマ MACRO 50mmF2.8 EX DG

●ボタハイ通信
新城ボタハイは引き続き申し込みを受け付けています。
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テーマ : ボタハイ植物写真講座
ジャンル : 写真

tag : 高原

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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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