草もみじの苗場山 ボタハイ2日目

ボタハイ苗場2日目

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夜明け前の苗場
遠くの並みは赤城


 苗場は日帰りで登ることが多いのですが、写真を撮ったり、気持ちのいい場所でのんびりしたり、一般登コースタイムの2~3倍かかるボタハイでは日帰りは不可能です。そこで今回は一番楽なルートで、タクシーをできるだけ利用し、さらに山頂の山小屋で1泊するという非常に楽な日程にしました。
 朝、朝食前に湿原に出ます。それほど冷え込まなかったのか、霜はまだ降りていません。雲が多く、ご来光はありませんでしたが、空が神秘的な赤色に染まり、山小屋に泊まらないと見ることができない荘厳な朝の空気に浸りました。


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苗場山頂ヒュッテ(苗場山自然体験交流センター)の朝食

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朝遅く、山頂湿原にいるのは我々だけ

 朝ごはんは、シンプルな山菜バイキング。最初見たときには「これだけ?」と思ったのですが、案外おいしくて・・・。のりが苗場山山頂ヒュッテのオリジナルプリントだったのがおかしかったです。
 朝食後は、まず荷物を小屋に置かしてもらって周辺の散策。赤湯方面にくだり、チングルマの紅葉、池塘や湿原の撮影をします。不思議なことに、あっという間に時間がたってしまいます。ちょっと歩くだけのつもりだったのに・・・。気がつくと空に雲はなく、すばらしい青空が広がっていました。谷川連峰、皇海山、至仏山、日光白根山、浅間山、赤城山、榛名山、草津白根山などなど書ききれません。
 苗場山頂ヒュッテに一度戻って、ザックを背負い、小赤沢に向かい下り始めます。このコースは山頂湿原が広々見られるのが自慢のコース。展望がいいに越したことはありません。キラキラと草もみじが、朝の光をたっぷり浴びて輝いています。所々チングルマやナナカマドが赤く色を添えています。
 湿原が終わると一気に下ります。ぬるぬると滑りやすく、ちょっといやなところです。左右にはチシマザサが背よりも高くそびえています。その上にミヤマカエデやダケカンバの黄葉がちらちら見えています。足元には、まるでルビーのような真紅のマイヅルソウの実があります。足元も見なければいけないし、頭の上の黄葉や、オオカメノキの紅葉、ゴゼンタチバナの実など、写真に撮りたいものもたくさんあり、足も動かさないといけないし、とにかく忙しいのです。とにかく山を歩く幸せをかみ締めながら下っていきました。朝、一度すれ違った日帰り登山のグループが、あまりにわれわれが遅いのにびっくりしながら追い越して行きました。
 ブナ帯に入るともう秋の気配は、枝先のみに見られるだけです。タクシーの待つ小赤沢3合目はもうすぐです。

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池塘にぽっかり雲が浮かんでいました

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あっちを撮ったり、こっちでしゃがんだり
被写体がたくさんありすぎて、なかなか前に進みません

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ゴゼンタチバナの実

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黄葉の海の中を潜っていくような
きれいな秋の山道

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ツタウルシが一番きれいでした

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ブナやミヤマカエデがまたおいで、と言っているようです


●カメラ:
CANON EOS 5D Mark2
●レンズ:
CANON EF100mm F2.8 L マクロ IS USM 
Carl Zeiss Distagon T* 28mm F2.8 (MM)
シグマ MACRO 50mmF2.8 EX DG


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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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