室戸岬のシオギク

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シオギク(Chrysanthemum shiwogiku)

 今月中旬に見た四国(高知県)の花を紹介します。このシオギクは、徳島県から高知県の物部川以東の海岸に分布する植物です。キク科キク属ですが、花の周りの花びらのように見える花(舌状花)がないのが特徴です。このような花は、海岸には房総半島と三浦半島、伊豆半島、御前崎、伊豆諸島のイソギク、紀伊半島のキノクニシオギクなどがあります。山にはイワインチンがあります。これらの植物は、もともと先祖は近い種で、氷河期に日本の平地に広く分布していたのに、温暖化に伴い、海岸や山にそれぞれ分かれて、それぞいれの場所で分化したようです。
 シオギクとイソギクとの違いは、頭花の大きさがシオギクは直径8~10mmなのに対し、イソギクは5~6mm。総苞片はシオギクは直線的なのに対し、イソギクは一番下の総苞片が三角形な所などが違います。シオギクの頭花は大きいのですが数が少なくバラけた感じ、イソギクは頭花葉小さいのですが数が多く密集した感じがします。
 なお室戸岬のシオギクは、もともと生えていなかったノジギクを大量に植えられてしまったために、遺伝子汚染が起こり、純粋なシオギクは少なくなってしまったようです。室戸岬以外のほうが純粋なシオギクが多いというのは皮肉な話です。


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シオギクの総苞片
長く伸びています



四国のおいしいもの ボウゼの姿寿司

「おばちゃん、どれがおすすめなん?」と聞いて、「これがい一番」といってすすめられたのがこのボウゼの姿寿司。写真に撮ると、ずいぶんグロテスクですが、実物もちょっとすごいです。徳島駅の地下にある、屋台のような店で、購入しました。
 まず持ってみてその重さにびっくり。ご飯が半合位は入っているのではないでしょうか。寿司というより大型のおにぎり程度の大きさです。身の部分はなれ寿司らしい魚くささはありましたが、なれるとなかなかおいしく、寿司酢にすだち酢でも使っているのかさっぱりとした香りです。
「頭まで全部食べれるんよ、コリコリしておいしいよ」と言われたので頭を食べてみました。軟骨のこりこりとした食感が悪くないです。
 食べた感想は、おいしかったけどもういいです。ちょっと癖のあるにおいと、大きいのにちょっと単調なのも残念ですが、なれ寿司はそんなものでしょう。
 ちなみにボウゼとはエボダイのことです。関東では、干物にして食べることが多いようです。 

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ボウゼの姿寿司
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高橋 修

Author:高橋 修
植物写真家、高橋修です。
野生植物を中心に、日本各地、世界各国へ。
多摩丘陵、多摩川、谷川岳、赤城山がホームグラウンド。
海外ではスイス・アルプスなど。
ホームページもご覧ください。
http://www.findeln.com/

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